板張りにした勾配天井の寝室。朝起きると木目がパッと目に入り山小屋にいるような感覚に。クローゼットがないため広々と使えるのもうれしい

天井と壁の上部を板張りにすることで別荘感がアップ。ダイニング上の垂れ壁は長男が好きな恐竜の手作りモチーフをボルトの目隠しに。キッチンカウンター右側をはじめ3か所の壁がマグネットが付く仕様で、長男の作品、写真、ガーランドなどを気軽にディスプレイできる

玄関を入ると木の造作に圧倒される吹き抜けの大空間が広がる。土間にはティラノサウルスの頭部をあしらって遊び心も満点

深い軒がウッドデッキを覆うログハウス風の外観。ご主人がDIYで敷いた人工芝で、長男はサッカーの練習に夢中だ

キッチンカウンターは手元を隠せる高さと、太すぎず細すぎない幅が奥さまのこだわり。キッチンに立つとリビングダイニングで過ごす家族の様子が自然に目に入る

階段下の空間を活用してパソコンコーナーに。家族の気配を感じながら、家事の合間に作業ができる

1階の納戸はお母さまの衣類と、家族の普段着やパジャマなどを収納。洗って干して収納まですべて1階で済ませられる

トイレは車椅子でも通れる幅と広さ。ご主人の希望で小便器も設置した

ホテルライクな寝室はゆとりの広さ。朝起きると目の前に大空と街並みの風景が広がる

朝起きて一番最初に目にする景色が、光が降り注ぐリビング空間。晴れた日には吹き抜け上の窓を下から見下ろすと、青空が切り取られている

玄関を入るとグレーの濃淡でデザインされたエコカラットが目の前に。調湿機能もうれしい

両親世帯のリビング。勾配天井が畳数以上の広さを演出する。「暖房がついていない真冬の朝でも13度以下にはなりません」とうれしそうなお母さま　

ロフト感覚の子ども部屋。勾配天井で、実際の面積よりも広く感じられる。子どもたちが巣立った後は、夫婦の趣味部屋としても使える

家族のアルバムや雛人形などを収納したり、長女の隠れ部屋としても使える小屋裏は、勾配天井によって生まれたボーナス空間。天井高1,400mm以下で、固定資産税の対象にならないのもうれしい

大きな鏡のある造作洗面台は、家族みんなが同時に使えるほどの広さ。トイレやファミリークローゼットに直結し、朝起きてからの身支度が一箇所で完結する。隣にはランドリールームや浴室もあり、洗濯動線も短くコンパクト

LLDKでひときわ目を引く勾配天井は、色目がきれいなツガの板張りで仕上げた。リビングの正面は質感のある塗り壁とし、天井に仕込んだ間接照明が美しい陰影を描くとともに、空間に奥行きを生み出す効果も。カーテンの代わりに和紙風の素材を使ったブラインドは、断熱効果のあるハニカム構造。ブラインドを下ろしていても優しい光が室内を満たす。「収納棚は可動棚にするかなど、こちらが気づかない点もちゃんと確認してくれ、安心して任せられました」とご主人