日当たりが良くない立地のため、吹抜けのトップライトから光を取り入れる。モルタルの床は見た目と違って暖かく、冬の朝でも20℃をキープしている

図書館などに使われる「有孔折板」を採用し、外からの視線を遮りつつ、光と風を招き入れる。ライトアップされた外観フォルムは街の風景の一部となる

シンプルで無駄のない空間に、Yチェアと水墨画 がベストマッチ

吹抜けのトップライトから燦々と光がこぼれ落ち、心地よい空間に

東京に住む長女家族が泊まりに来た時に使う和室。大きなFIX窓を設けて視線を遠くへ運んだり、畳の縁を細くして広く見せたり、アクセントに白竹を採用するなど、建築家の細やかな感性が宿る

2階は廊下をほとんど省き、その分、主寝室と子ども部屋の広さを確保した。フリースペースは南北の窓から光が差し込み、明るさも十分

ホテルライクなサニタリー。タオルを乾かすためのホットハンガーも装備。奥が洗濯物を干すサンルームになっている

一般住宅より1m以上高い玄関ドアは大江氏ならではの独創的なデザイン

廊下にはトップライトを設置し自然光を取り入れる

トップライトから採光を取り入れ、部屋中明るく

少ないエネルギーで夏は27℃、冬は20℃をキープする室内。冬の朝でも冷え込まず、梅雨時もベタつかない

トップライトや掃出窓から明るい陽が注ぐLDK。どこにいても窓越しに美しい山の風景が目に入る。これだけ広い空間でも、高気密・高断熱の構造により、冬も室内の暖かさをキープ。また、開口部の配置を工夫したことで、夏は窓を開けると涼風が家中に行き渡る

室内は、六角形のホールを中心に家中が心地よく繋がる。天井高を抑えなければならないという立地上の条件を見事にクリアし、独創的で開放感あふれる空間が実現。天井にはトップライトを設け、いっそうの開放感と明るさを確保