キッチンも車椅子に乗ったままで料理できるように設計した。天井に木目のクロスを貼って、アクセントを付けた。奥のパントリーへの移動もスムーズ

以前のアパートでは、雨の日に共同駐車場から玄関にたどり着くまでにびしょ濡れになっていたことから、建物とカーポートをぴったり隣接させ、屋根の高さを合わせてストレスフリーに

玄関は引き戸を採用。ゆったりとしたホールから段差なく室内にアクセスできるようになっている

20畳のLDK。窓を大きくとったことで視線が抜け、より開放的な空間に。傷がつきにくく固めの複合フローリングを採用

脱衣室と洗面室は別々に。洗面台は車椅子に乗ったままでも使いやすいよう、高さ、幅、鏡の位置に配慮されている。トイレの出入口も広くて利用しやすい

主寝室内に低めの間仕切り壁を設置し、夫婦それぞれの書斎を確保した。壁面に大容量のクローゼットも造作し、収納力も十分

リビングからフラットにつながるウッドデッキ。外からの視線を遮りながら、BBQや日向ぼっこなどを楽しむことができる

寝室から家事室、脱衣室まで一直線につながる大容量のウォークスルークローゼット。幅も広くとってあるので車椅子のままでも快適に使いこなせる

車椅子に乗ったままでも出入りできる広いトイレ。収納も充実

玄関ホールから近く、車椅子に乗ったままでも余裕で入れる広さの1階トイレ。グリーンのクロスがアクセントに

人気のタイル貼りキッチン。すぐ横のパントリーはあえて扉を付けずオープンな状態に。忙しい料理中でもサッと物を取りやすい

水回りもすべてバリアフリー。車椅子でも移動できるよう、スペースに余裕を持たせた設計に

フロア全体が見渡せるオープンキッチン。作業スペースが広く、パントリーへの移動もスムーズ

シンプルで飽きのこないデザインが落ち着きをもたらす「THE平屋」の外観デザイン。駐車場から車椅子に乗ったままでも玄関にアクセスできるスロープを設けた

空間を無駄なく設計したオープンキッチンとパントリー

休日はご主人も料理を手伝うことがあるので、キッチンのワークスペースは広めに。パントリーへの動線もスムーズで、家事効率を高める

車椅子のままでも入れる広いトイレ。天井にウィリアム・モリスのデザインクロスを貼ってニュアンスを出した。造作の収納棚、レトロチックな手洗いコーナーにもこだわった

老後を考慮して、車椅子に乗ったままでも利用できるようにと、トイレを広く確保。家のそこかしこに飾られた絵画や写真をはじめ、ニッチに置かれた本や雑貨にも、暮らしを上手に楽しむ施主さんのセンスがあふれている