洋の中にある和の空間。棚は床の間風にも使える仕様

白、ブラウン、グレーの3色が織りなすやわらかな印象を、ライトレールやスポットのブラックが引き締めている。カウンターデスク、テレビボードは造作で雰囲気を統一。テレビ背面の壁は吸湿・脱臭効果のあるエコカラットを採用した

壁をそのまま上に伸ばさずワンアクションつけた吹き抜け。立体感が生まれ、空間に変化をもたらしてくれる

使いやすい動線も重視して配したアイランドキッチン。グレーの面材は奥さまが「どうしてもこの素材で」と選んだ特注品。料理しながらリビングダイニングが見えるガラスの油よけや、タッチセンサー付きの蛇口にもこだわりを

斜めにカットした上り口が空間を広く見せる秘訣。右奥はご主人のバイクガレージに通じている

2階の階段を上がったところにスタディコーナーを。吹き抜けから光が入って明るさも十分。本棚も合わせて造作

三角屋根のボリューム感のある外観。洗濯物をたくさん干せる大きなバルコニーも奥さまのご希望

来客も使う1階トイレ。ブラウンのアクセントウォールでシックな雰囲気に

客間は洋の建具と和の琉球畳が絶妙にマッチしてい る

リビングから続く和室にはアーチの垂れ壁を。洋のアンティークと和の落ち着きが見事に融合した空間

和と洋のエッセンスを融合させたモダンなデザインでコーディネート。家族で団らんを楽しむ空間に

リビング横にある和室はモノトーンで統一。床の間と収納に曲線を生かしたデザインを施し、モダンな和空間を演出している

白壁にミックスカラーの洋瓦の屋根が映える南欧風の外観

小上がりはシンプルな和モダンスタイル。床の間や押入れもしっかりと備わっている。床の間には間接照明を加え、雛人形や生花、陶器などを飾った時に映えるようにした

仏壇スペースと神棚を造作した和室。隣接する洋室との境目には引きこみ戸を用意。普段は開けておくことで和×洋の一体空間も生まれる

和と洋、モダンと伝統が溶けあう。床材には深い色あいの沢グリを選択した

リビングに隣接する小上がりは、和と洋をミックスしたくつろぎのスペース。壁のR曲線で隠れ家的な雰囲気に

小上がりの和室。畳や床の間といった和の設えを踏襲しながらも、空間のラインを揃えてシンプルに仕上げたことで、室内全体のイメージと同化している