南側の大きな開口部が緑豊かな景色を切り取る。春には満開の桜が咲き、ウッドデッキに出て花見を楽しむ。川のせせらぎに癒やされて、夜は熟睡できるそう

建築家による設計ならではの、シンプルな中にも洗練さを感じる独創的な外観。北面は閑静な住宅地、南面は自然豊かな景色が広がるという贅沢なロケーションだ

和室と合わせて約30畳の大空間。中庭があることで全室に満遍なく光が降り注ぐ

大きな開口部と長いウッドデッキで、外と内につながりをもたせた間取り。休日はデッキに椅子を出して、家族みんなで日向ぼっこすることも

暗くなりがちな玄関にも光を通すパティオ（中庭）。姉妹はここに寝転んで青空を眺めるのが大好き

家族用とゲスト用に分けた玄関ホール。季節ごとに違う写真や絵画などをアクセントウォールに飾り、暮らしを楽しむ

バスケットボールが趣味のご主人が身体を鍛えるためのトレーニングルーム。大きな鏡は特注の造作。コロナ禍でジムに行けなくても問題なさそう

奥さまは元美容師。お母さまがどうしても新居に作ってほしいという要望から親族専用のヘアメイクルームを設けた

窓枠で切り取られた絵画のような借景に癒やされる主寝室。隣家からの視線を外すよう、南側の窓の高さと大きさにもこだわった

ガレージ上部を活用した富士山も望めるテラス。春は家の前の公園に桜が美しく咲き誇り、親戚や友人を呼んでお花見を楽しむ。天気のいい日は、リモートワークもテラスで。ちょっとしたワーケーション気分だ

強い日差しを遮る深い軒のある縁側では、日陰でのんびり本を読んだり、川のせせらぎやウグイスの声をBGMにお茶を愉しんだり。豊かな自然に囲まれてBBQも存分に楽しめる

豊かな自然の景色を楽しむために大きな開口部を設け、さらに吹抜けを採用したことでより開放感が生まれたLDK。高窓の障子から漏れる淡い光もポイント。地元天竜産の杉をふんだんに使い、柱と梁をあえて見せる真壁づくりの空間に癒やされる

壁と勾配天井は同社オリジナルの珪藻土仕上げ。テーブル、ソファ、ＴＶボードも同社の造作家具。リビングの南側にはＬ字型の開口部とデッキを設けてあり、デッキに出ると親世帯の玄関や庭景色が見渡せる

K邸のLDKには、心地よさとくつろぎが見事に調和する。川が流れる南側には今後も家が建つことはないため、敷地の特性を活かして大きな開口部を用意。たっぷりの光と風が室内に招かれ、ナチュラルな心地よさに包まれる。一方、床に濃いブラウン、天井のクロスにはチャコールグレーを選択し、開放的な空間に落ち着きをプラス。サッカーを観戦したり、映画を鑑賞したりと家族が自然に集う空間にくつろぎがもたらされた