夏の直射日光を遮るために、玄関や窓を深い軒が守っている

吹き抜けのあるLDKは、秋田スギの床、珪藻土の塗り壁など天然素材で仕上げた。南向きの大窓から自然光が注がれる反面、吹き抜け上部の窓は小さい。「夏の日差しを取り込みすぎると空調の負担が増えます」とOさん。自然の力と全館空調の力を上手に併用し、省エネ性を高める

構造だけでなく、ドアなどの建具類にまで天竜材を採用。格子や梁を効果的に使った内装が心地いい

グリーンを吊り下げて、ボタニカルテイストを演出。キッチン前の収納にはランドセルなどをしまえる

ヘアメイクの仕事を持つ奥さまのため、練習用のドレッシングルームを用意

吹き抜けを見下ろす2階フリースペースをスタディコーナーに

風向きや日照を考慮した佇まいは、デザイン的にもシンプルで美しい

リビングからデッキ、庭までが一続きに。「窓が開いているとわかると、ハンモックで寝転ぶ息子がブランコのように揺れて遊んでいます（笑）」と奥さま

カヴァードポーチの深い軒が、夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は、キッチンまで光を届ける

深い軒が夏の直射を遮り、冬の陽だまりを室内へ導く

昔懐かしい縁側のような長いウッドデッキ。深い軒が夏の直射日光を遮り、太陽が低くなる冬は、光を室内の奥まで届ける

縁側のような長いウッドデッキ。深い軒が夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は光を室内の奥まで招き入れる

軒を深くし、夏の直射日光をカット。軒下にはプール遊びやバーベキューができるウッドデッキも

軒が夏の直射日光を遮り、冬は室内の奥まで光を届けるパッシブデザインを採用し、冷暖房費を削減

リビングの南面のデッキには軒を深く出し、しかも室内に向けて勾配をつけてあるので、風を室内に採り込みやすい。夏は軒が直射日光を遮り、涼しさをもたらしてくれる

南側の外観。深い軒が夏の直射日光を遮り、冬はキッチンまで光を届けてくれる。天井まで届く大開口と軒天のレッドシダーが絶妙に調和している

長〜い2階のバルコニー。深い軒が夏の直射を遮り、冬は室内の奥まで光を届ける

深い軒が夏の直射を遮り、太陽高度の低い冬は、キッチンまで光を取り込む。ウッドフェンスで視線を遮りつつ、BBQやプールを楽しめる