キッチンの斜め向かいにリビング階段があるので、家事をしていても帰宅した家族に声をかけやすい。階段の蹴込み板に黒を用いてアクセントに活かし、統一感を強調した

シンプルなフォルムに、片流れの屋根がシャープな印象の外観。黒い外壁の無機質な表情が、モダンで洗練された雰囲気を演出。約50坪の土地を有効に活かすため、建物の配置や玄関の向きを工夫した

建物の南面に設けた、明るく開放的なLDK。掃出窓の外にはウッドデッキも追加施工し、庭には人工芝を敷いてある。バーベキューや夏のプール遊びなど、多彩な楽しみ方ができる庭スペースは家族のお気に入り

キッチンの横にダイニングテーブルを並べたことで「できた料理を並べたり、食後に片付けたりすることがスピーディにできるようになりました」と奥さま。キッチンとダイニングテーブルの相性も抜群

対面キッチンは、空間の雰囲気に合わせて黒い木目調の扉を採用。背面のカウンターやパントリーなど、収納スペースも十分に設けてある

対面キッチンの背面カウンターには、電化製品を並べて配置。キッチンの奥には奥行きが浅めのパントリーも設けてある

照明もソリッドテイストに合わせてセレクトし、暮らしのシーンが映える空間を彩っている

２階の主寝室もグレーを基調にコーディネート。通り抜けができるクローゼット付きで、行き来が便利

踏み板が黒、蹴込み板が白のモノトーンの階段はご主人のアイデア。エアコンの効率を考えてドアも付けた

蹴込み板のない階段にすることで、北面から差し込む優しい光がリビングを照らす

階段は所々蹴込み板のないシースルータイプ。明るく光が落ちる

玄関ホールには飾り棚を設け、フィルムカメラやミニカーなどをディスプレイ。階段の蹴込み板をなくすことで、階下に光が届く

ヒノキの手すりが生き生きとした空間に。階段の踏み板はケヤキで蹴込み板はスギを使用

帰宅した子どもに声をかけやすいリビング内階段は、廊下を少なくして無駄なスペースを省けるメリットも。造作棚はモデムや電話を置くほか、雑貨や写真を飾ってディスプレイも楽しめる

使い勝手のいいキッチン。青い壁は奥さまがペイントし、カフェのようなおしゃれなキッチンに。階段下を活用したパントリー、階段の蹴込み板をアクリルにして光を取り込むアイデアも

独特なデザインに目を奪われる階段。踏み板に無垢材、蹴込み板にタイルを張ってニュアンスを出した。年齢を重ねても利用しやすいよう、傾斜と段数も計算し尽くされている

シューズクローク付きの玄関。ブラックアイアンの階段手すりが空間を引き締めている。玄関ホールには衣類をしまう収納も確保。階段の向かいに洗面スペースがあるので、帰宅してすぐに手洗いができる

純白のリビング階段が空間のアクセントに。鉄骨をベースに、踏み板には木を使用した。形状からイナズマ階段とも言う、蹴込み板がなく、骨組みだけのスタイリッシュなシルエット。リビングからはもちろん、中庭やガレージ、玄関ホールからも見えるように、あえて窓際にレイアウト。ソファに寝転がって、階段越しに見る空の景色がお気に入りなのだそう