Ｎさんの部屋。隣り合う３帖の和室は小上がりとし、足元には収納を設けた。 また、２階は屋根断熱により勾配天井とし、登り梁仕様とすることで空間に縦の広がりを持たせた

土間とリビングの間を壁ではなく、建具で間仕切り。光を取り入れ、明るい室内に。 また 、来客や、土間にいる愛犬・愛猫の気配を常に感じられる

屋根の上には、太陽光発電パネルと太陽熱集熱パネルを搭載。自然エネルギーを活用した、自然と共存する住まい

5つの「土間のチカラ」を備えた玄関ホール。 愛犬・愛猫が暮らす場所でもあり、土間なので汚れてもお掃除が簡単

柱、梁などの構造材をはじめ、床にも地域材である大井川のスギを使用。 シェアハウスとして、2つの世帯が会する、くつろぎのLDK

Ｓさんのお母さまの部屋。リビングだけでなく、土間にも直結しているため、足腰が弱ってしまったお母さまも愛犬・愛猫といつでも触れ合うことができる

友人同士で住まうシェアハウスのＳ･Ｎ邸。お互いのプライベートに配慮するため、玄関土間から直接２階にある個人の部屋へ行くことができるよう、階段を配置。吹抜けに施した「ひかり床」（FRPグレーチング）は、通行・採光・通気の効果も得られる

階段からサンルームへの通路は、床をグレーチングとし、１階の土間に光が届くよう配慮。サンルームは、Sさん・Nさん共用の書斎兼物干しスペース

陽当たりを考えてLDKは2階に。勾配天井とロフト付きで縦空間の広がりを持たせ、実際の広さ以上に開放感を感じる。可動棚のオープンシェルフで、リビングで必要なものをたっぷりと収納できる

リビングは折り上げ天井にして、縦空間にも広がりを持たせた。窓の向こうのバルコニーは、防水加工を施したひのきの無垢材。日光で熱くなりにくいので夏も快適に遊べる

和室はリビングと隣り合い、空間の横の広がりを作る。プリーツスクリーンで仕切ることも可能。吹き抜け上の格子は蔵とつながる窓。写真奥のキッチンの壁は、最初は真っ白の予定だったが、コーディネーターの提案で壁の一部にグリーン系の柄クロスを貼ってアクセントに。落ち着いた色味が和モダンなLDKに調和している