奥さまが経営するビューティーサロンを1階に併設。住宅と店舗の玄関を別々にすることで、家族とお客様のプライバシーをしっかり確保

店舗兼用の二世帯住宅。一流の建築家ならではのエッジの効いた外観は、道行く人が足を止めるほどインパクト大。水平、垂直のラインの美しさも独創的

モノトーンを基調とした24畳のLDK。ワンルームでありながら、緩やかにゾーニングされた空間で二世帯の会話が弾む

2階ホールは、家族で多目的に使えるユーティリティスペース。奥さまの職業柄、ブラインドのセレクトにも個性とセンスの良さを感じる

長女の個室。壁とクローゼットの中の独特な色のクロスは長女が自分で選んだ。ハシゴを上れば小屋裏収納へと続く

トイレのクロスの色も悩みに悩んで、最終的には奥さまが選んだ。高級感漂う大理石調のフローリングはお手入れもラクラク

お母さまの寝室は落ち着いたテイストでコーディネート。スリットの窓を採用したことで、外からの視線を遮りつつ、光を上手に取り入れる。大容量のウォークインクローゼットも完備

家族のアルバムや雛人形などを収納したり、長女の隠れ部屋としても使える小屋裏は、勾配天井によって生まれたボーナス空間。天井高1,400mm以下で、固定資産税の対象にならないのもうれしい

二度見したくなるほどインパクトのあるファサード。住宅というよりも店舗やミュージアムのように見える。右側が玄関、左側は奥さまが経営するエステサロン専用の入口

玄関も別々の完全分離型二世帯住宅。お互いに気を遣いすぎることなく、プライバシーもしっかりと確保できる

階段を下りた1階にある、奥さま念願のリラクゼーションサロン。雰囲気も設備も完璧。ここが住宅街であるのが嘘のようだ　

北側道路面には窓を作らず、プライバシーをしっかり確保

建物内には、奥さまのサロンも併設。Rの垂れ壁を用い、女性客がリラックスできるスタイリッシュ＆エレガントな空間にコーディネートした

グレーの外壁部分に店舗名が記され、その下が美容サロンへのアプローチとなっている。一方、住居の玄関アプローチは来客や周囲の視線に配慮して白い壁で隠し、プライバシーを確保した

仕事とプライベートの切り替えがつく店舗兼住宅は、土地の形状を活かしてプライバシーを守るプランニング

2階ホールから見える眺望はF邸の宝物。サロンのお客様もこの風景に癒やされながら施術室に入っていく。大きなFIX窓からの光が1階へとこぼれていく

奥さまが経営するネイルサロン。住居と廊下でつながっているため、建物内で行き来できる。また、1階の住居部分は水回りと寝室のみなので、店の営業時間帯に家族が1階に居ることがほとんどなく、気を遣わずに過ごせる

強度に富んだ丸太梁で大空間をしっかりと支え、耐震等級3の確かな構造に。内窓などでプライバシーを保ちつつ、空気の流れを確保している