母屋との行き来を考慮して、玄関の真正面に対面キッチンを配置。家族が帰宅した際も、「おかえり」と正面から笑顔で迎えられる。キッチンには造作家具が機能的に設けてあり、奥さまのこだわりが詰まっている

無垢材と天竜壁の風合いが個性を醸し出す外観。隣接する母屋の採光を妨げないよう配慮し、西面に平屋部分を設けてある

太い野物の梁が存在感を放つ、吹き抜けのダイニング。階段は幅を広めにしてあり、小さな子どもと一緒に上り下りしたり、大きな荷物を持ち運ぶのに便利。一方、リビングは天井高を抑えてダイニングとゾーン分けし、こもり感のあるくつろぎ空間が実現

使い勝手の良い間取りの中心はダイニング。コンパクトな空間に吹き抜けが開放感をもたらし、のびのびとくつろげる。また、吹き抜けが1階と2階を繋ぎ、どこにいても家族の気配を感じられる

リビングはあえて天井を低くし、落ち着きのある空間に。無垢と珪藻土に包まれて、ゆったりリラックスできる。しまう物や使い勝手に合わせて造った造作家具を壁一面に設け、すっきりと片付いた空間をキープ。窓には木製のルーバーを設け、母屋からの目隠しに利用

オリジナルの造作キッチンはステンレスカウンターと木目の扉を組み合わせたシンプルなデザイン。Ⅱ列型にして調理器とシンクを分けて配置し、奥さまの使い勝手に合わせて収納を設け、空間を無駄なく利用している

住まいの中心にあたる位置に設けた薪ストーブ。冬はこの１台で家中が暖まる。板張りの床や壁、天井のやさしい木目が安らぎを感じさせる

2階のフリースペースは子どもの遊び場やセカンドリビング、リモートワークなど、多目的に利用できる便利な空間

キッチンをリビングの入り口に向けて配置したことで、帰宅した家族を真正面から迎えられる。壁面の棚には見せたいものを飾り、それ以外はパントリーに隠して収納

玄関ホールからLDKに入ると正面にダイニングキッチンがあり、帰宅した子どもを「おかえり」とすぐに迎えてあげられる。キッチンの横には階段下を利用してパントリーを設けてあり、キッチン周りがスッキリ片付く。外観の雰囲気を踏襲し、キッチンの垂れ壁も曲線にした

帰宅した子どもたちは、キッチンにいるママの前を通って洗面室へ。ママが笑顔になる間取り提案も『ひだまり工房』の強み

準備や片付けの際も、来客との会話に参加できるようにと対面キッチンを希望。空間を広々と使いたいという思いから、ダイニングテーブルのない暮らしを選択した

玄関はホール無しでダイニングキッチンに直結する。無駄なスペースを省いた分、暮らしの中心となるLDKのスペースを広々と確保できた。キッチンは機能性を重視してL字型を選択。奥さまは食事の支度をしながら、帰宅した家族に「おかえり」とすぐに声かけができる。キッチンの横には和室を配置

土地探しも一緒に。静かな住宅地の奥まった場所にある土地を気に入った。正面は開口部を減らし、デザイン性とプライバシーの確保を両立。玄関横の窓は担当の藤田さんの提案で、玄関に明るさをもたらしつつ、帰宅の際はあたたかな光が迎えてくれる

キッチンは奥さまの希望でコミュニケーションを取りやすい対面式のフラットタイプに。リビングの様子はもちろん、階段の上り下りや和室の気配まで届き、安心して見守ることができる。照明もレイアウトを考慮して計画されている

LDKは大きな窓を通じてデッキや庭とつながり、実際の広さ以上の開放感がもたらされている。全体のトーンは白をベースに、リラックスして過ごせる雰囲気に。家族を見渡せる対面キッチンは奥さまの要望で、廊下側の壁にはめられたガラスブロックからは帰宅や階段の上り下りの様子がさりげなく運ばれる。右奥にはカウンターを備えた畳コーナー。鈴木さんの提案でキッチンの回りを周遊できるようにしたことで、利便性がぐっと高まった。キッチンの壁のニッチにコンセントが設置されるなど、細かな希望まで形になった