夫妻の要望で設けた地下室。趣味の空間や収納スペースなど、多目的に利用できる。建物の床下を目視できるので、10年、20年先もシロアリや木部の腐朽などがないかセルフチェックが可能

黒い漆喰の外壁が印象的なボックス形の外観。同社の家は耐力面材のパネル工法と剛床工法を採用し、建物の強度が向上。さらに制震装置を採用し、繰り返しの地震に負けない粘り強さを保持。気密・耐水・断熱性にもすぐれているため、地震や浸水、壁内結露に強く、丈夫で長持ちする家を実現できる

玄関ポーチの軒天はレッドシダー張りで、黒い漆喰の外壁ともベストマッチ。「KU-RO」はレッドシダーを標準仕様で用いている

無垢の床とスペイン漆喰の壁・天井によるオール自然素材のLDK。壁面にはご主人のフィギュアコレクションのディスプレイ棚を設けてある。テレビの裏には、アメニティアドバイザーの近藤典子氏が推奨するファミリークローゼットがあり、2階に上がらずに着替えがラクにできる

漆黒のスタイリッシュなキッチンは高級感が満載。キッチンとパントリーと水回りが一直線でつながっているので動線をショートカットでき、家事効率がアップ

玄関は広さが10畳。土間とシューズクロークに仕切りを設けず、オープンにして広がりを強調。靴の出し入れも素早くできる

玄関の漆喰壁にニッチを設け、シンプルな空間に彩りをプラス。玄関横の曇りガラスの窓から柔らかな光が注ぎ、漆喰の質感が際立ってみえる

キッチンの隣に設けたパントリーは水回りに通り抜けできるようになっている。パントリー内には造作収納を設け、奥さまの使い勝手に合わせて棚の奥行きや高さを設定した

3畳の小上がりは子どもの遊び場やお昼寝、家族の団らんなど、多目的に活躍。吊り押入れの他、床下にも引き出し収納を設けてあり、収納力が抜群。LDKをいつもスッキリ・キレイにキープできる

リビング階段の先の土間スペースにはカウンターを設けてあり、カフェ気分でコーヒータイムも楽しめる。趣味や読書、子どもの勉強や遊びのコーナーなど、多目的に活躍しそう！

リビング階段の先の土間スペースにはカウンターを設けてあり、カフェ気分でコーヒータイムも楽しめる。趣味や読書、子どもの勉強や遊びのコーナーなど、多目的に活躍しそう！

人とは違った家で、それでいながら飽きのこないデザインが理想のEさん夫婦にピッタリ。あえて柱と梁を現しにした真壁づくりの空間は、10年、20年後に無垢の木の風合いがどう変化していくのか楽しみだ

南面の大きな開口部と吹抜けの高窓から燦々と光が降り注ぐLDK。天竜杉の床は、スリッパを履くのがもったいないほど気持ちいい。10年後、20年後の経年変化も楽しみ。呼吸する無垢の木の特性により、洗濯物を部屋干ししても、生乾きのイヤな臭いが全くしない

古材を用いた梁組みが風情を醸し出すLDK。長い間、家族の暮らしを支えてきた木組みが、この先また何十年と家族を支えていく。開放的なリビングダイニングの隣には和室があり、客間や家族のくつろぎ空間など多目的に利用