小上がりは、年を取ったら腰掛けて座るのにちょうどいい高さに設定。床下には引き出し収納を設けてあるので、座布団や膝掛け、寝具などをしまっておける

LDKの天井高は最高で5.8m。天井は杉の板張りで仕上げている。ダイニングカウンターには稀少なタモの天然木、腰壁に設けたニッチのカウンターには槐（エンジュ）の天然木を使用

キッチンカウンターの下はすべて引き出し収納なので、食器の出し入れがしやすく便利。先々のことを考えて、キッチンと食器棚の間隔にゆとりを持たせ、車椅子でも家事ができるように配慮した

ダイニングカウンターのすぐ後ろには壁一面に書棚を設けたので、お気に入りの本を手に取って、カウンターでお茶を飲みながら読書にふける楽しみも。まるでライブラリーカフェのよう

勾配天井にかかった太い梁が広い空間を引き締めている。リビングの造作TVボードにも本がたくさん収まりそう。TVボードの隣の引き戸の奥には寝室があり、廊下からもリビングからも出入りできるようになっている

トイレは広さが1.5畳あり、車椅子でも使用できる。ピンクと、白×グレーのクロスを組み合わせ、明るい雰囲気にコーディネート

シューズクローク付きの玄関。リビングドアは深澤社長がデザインしたオリジナル建具で、OBからも大好評

大屋根が印象的な和モダンテイストの外観。防犯サッシ＋雨戸を採用し、防犯対策も万全。高齢になるとシャッター開閉が大変なので、あえて雨戸を採用

キッチン横の小上がりの床下は引き出し収納になっていて、子ども用の布団などをしまっておける。上り下りのしやすさを考えて、高さはあえて低めに設定

リビングに隣接する小上がりは腰掛けるのにちょうどいい高さ。壁面収納に加えて、床下に引き出し収納も完備し、日用品などをスッキリ収納できる

ダイニングテーブルに座ったときの目線を考慮してサッシの大きさと位置を設定。天井まで届くサッシが額縁の役割を果たし、中庭の景色を切り取る。メジロが遊びに来て、家事をする手を止めて見入ってしまうこともしばしば

二人同時に使える造作の木製の洗面台。カウンターの下に椅子をしまえるようになっていて、座ってメイクやお肌の手入れがゆっくりできる。３面鏡の裏は収納になっていて、化粧品などをしまっておける

天然木の玄関框が、「家の顔」である玄関を上質に引き立てる。タイル敷きの玄関土間はスペースを広く取ってあり、子どものベビーカーなどもしまっておける。シューズクロークには上着も掛けられる