外壁は、同社のOB施主さん宅を見てほれ込んだダークグリーンのガルバリウム鋼板に。深い軒は夏に直射日光が部屋に入るのをさえぎり、冬は暖かい日差しを取り込める

桧の無垢床に、杉張りの天井を合わせたリビング。壁は木目が明るく見える白をチョイス。掃き出し窓から庭に植えた木々の成長や芝生の緑を眺めるのも楽しみのひとつ

板張り天井と桧の格子でデザインした玄関ポーチ

水回りを建物の北側にまとめ、階段もリビング内に置くことで、1階の床面積のほとんどがLDKに。コンパクトな建物ながら、十分な広さを感じられる

室内と同じ高さのウッドデッキがリビングと庭をつなぐ。庭木は秋に紅葉を楽しめるモミジ

キッチンと一直線につながった使いやすいパントリー。両側に棚を作り収納力も抜群

広く見えて開放感を感じられるストリップ階段。下は今のところ子どもの遊び場に。階段の手すりは完成後に調整。「引渡し後も気になることがあれば何でも相談でき、頼りになるのが『仲田』さんのいいところです」とご主人

2階に設けたご主人の書斎。趣味のレコードを置き、造作カウンターでブログを書いたりプログラミングしたりと、パソコン作業も集中してできる

南側に大きく伸ばした庇が夏の強い日差しをさえぎり、太陽高度の低い冬の日光を室内に取り入れてくれる

深い軒に加えて、常緑樹と落葉樹を植えたことで、夏は直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は中庭まで光を取り込める（パッシブデザイン）。庭でブルーベリーを収穫してジャムをつくることもあるそう

三角屋根と塗り壁の組み合わせに、緑あふれる庭が映える。夫婦であちこちの平屋を見学して決めたという軒の深さは、冬の日差しを取り込み、夏の直射日光や雨を遮る絶妙なサイズ

平屋風のスタイリッシュな外観。庭に面した深い軒が夏の直射日光を遮り、太陽高度の低い冬は、斜めの日差しを室内の奥まで取り込むことができる

庭と室内を緩やかにつなぐ縁側のようなウッドデッキ。帽子のつばのような深い軒と落葉樹が夏の強い直射日光を遮り、冬はキッチンの奥まで暖かい光を届けるので、機械に頼らず年中快適に過ごすことができる

庭と室内を緩やかにつなぐ縁側のようなウッドデッキ。帽子のつばのような深い軒と落葉樹が夏の強い直射日光を遮り、冬はキッチンの奥まで暖かい光を届けるので、機械に頼らず年中快適に過ごすことができる

ウッドデッキでは、子どもが遊んだり、夫婦で庭を眺めながらのんびり過ごしたり。深い軒によって、夏は直射日光を室内から遠ざけることができ、冬は斜めからの日射しを家の中に効率よく取り込める。また、「ベランダを設けなかったのですが、外観が寂しくならないようにと、田畑社長が２階の窓辺にプランターボックスを設けることを提案してくれました」とご主人。均整の取れた美しい外観は、完成見学会でも大好評だった