2階は1階とは雰囲気を変えて、シンプルモダンなテイストを強調。ぬくもり豊かな板張りの床・壁と、無機質な黒いドアとの対比が面白味を感じさせる

古民家風の佇まい。白×黒の外壁に、日本瓦のいぶし銀がよく映える。深い庇が情緒を感じさせる

和モダン風の上品な玄関。框や床、天井、収納扉など、至る所に無節の上質な木目が使われている。玄関収納の他にシューズクロークも設けてある

玄関ホールとLDKの仕切り戸には、古民家風の格子の引き戸を使用。板倉造りの空間のアクセントとして室内全体を引き立てている

ヒノキの八寸の大黒柱が家族をやさしく見守るリビングダイニング。窓側の壁面は、板倉造りを象徴する板張りをそのまま内装に活かしている

リビングと続き間の和室は、お子さんが遊んだり、お昼寝をしたりするのに便利。障子戸と板倉造りの板張りの壁、天井の梁が和の設えを表情豊かに彩っている

完成当時のLDKとピアノ室。対面キッチンからはリビングダイニングやピアノ室、そして和室までも見渡せる

奥様が希望したピアノ室。北側の壁一面を収納にして、隣家に対する防音に配慮。リビングや和室と引き戸で仕切ることもできる

黒く塗装を施した杉板張りの外観。メタリックな屋根との対比もデザインのひとつ

トイレは1階と2階でテイストを変えた

トイレはヘリンボーンの床と黒い壁でシックな雰囲気に。テイストをガラリと変えて、遊びを加えた

木のぬくもりのなかにシックなテイストも感じさせるダイニングスペース。手前は無垢一枚板のこだわりカウンター

寝室は落ち着き感のあるクロスで和モダンなテイストに。子ども室、トイレ、収納など、スペースごとに壁紙を変え、家づくりを楽しんだ

玄関前の縦格子が和テイストを感じさせる外観。2階部分はバランスのよい片流れの屋根に

黒い塗り壁に無垢材が似合うモダンな外観。生活感を感じさせないデザインと、美しさが続く耐久性の高さを両立させている

2階は奥さまの好きなカントリー風に。上下の階でテイストを変え、書斎や子ども部屋などのプライベートな空間は、各自が自由に壁紙を選んでいる

ストリップ階段と２階の格子の手すり、さらに、小屋裏に上がる階段が奥行きを強調し、その美しい造形美が真壁造りの醍醐味を感じさせる

シンプルなフォルムに、片流れの屋根がシャープな印象の外観。黒い外壁の無機質な表情が、モダンで洗練された雰囲気を演出。約50坪の土地を有効に活かすため、建物の配置や玄関の向きを工夫した