建物は、本当に必要な広さのみを確保。適度なコンパクトさで、住み心地の良い住空間を実現した。階段脇にはデスクを設け、子どもたちの勉強スペースに

LDKには、小上がりの和室を併設。寝転がったり、ベンチ代わりにしたりと便利だ。キッチンカウンターの収納も豊富

玄関ホールは広々設計。開放的で、脇に設けたトイレも使い勝手が良い

キッチンと繋がるウォークインパントリーは、奥さまの希望。直線が続く空間に、アーチ壁が変化をもたらしてくれる

2階のサンルーム。共働き夫婦の忙しい毎日を助けてくれる

光を多く取り入れ、明るい2階ホール。2階には家族みんなのプライベートルームを設けた

子どもが小さい今は、家族みんなで眠るメインベッドルーム。一面の壁色を変え、より爽やかな空間に仕上げた

シンプルなフォルムにタイル張りを採用した外観。将来のメンテナンスを極力少なくするための工夫だ

1階は、床と折り下げ天井に無垢のヨーロピアンオークを取り入れ、木の心地良さを堪能できる住空間に

敷き詰められた富士ヒノキと珪藻土の塗り壁が、ナチュラルでやさしい住み心地をもたらす。キッチン横に造作デスクと本棚を用意。冬にはペレットストーブが活躍

和風が好きなご主人と洋風が好きな奥さま。お二人の希望をバランス良く採用した和モダンの外観が完成した。先人の知恵を活かした長い軒が夏の直射を遮り、冬は室内の奥まで陽だまりを届けてくれる。隣の実家との「スープが適度に冷める距離」も心地いい

キューブ型の外観を採用することで、基 礎工事にかかる費用を極限まで抑えた。 建築中に余った資材で収納棚などを造 作してくれるため、家具を置く必要がなく なるのもポイント だ。建物全体は コンパクトなが ら、室内を最大 限に広く使うこと ができる

山々の風景と調和した大屋根の外観。雨の日も情緒があって美しい。建物の手前に設けた薪棚は、安形社長が図面を引かずに必要な寸法に合わせてさっと造作したもの。プロの手際の良さと確かな技術を感じさせる