愛知県三河
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重厚な蔵戸が目を引く玄関。古い建具がマッチする和室。そして無垢の味わいに満ちたLDK。大手メーカーへの依頼が決まりかけていたとはにわかに信じがたい仕上がりのO邸。ナチュラルな暮らしを提案する雑誌で加藤さんに出会ったことで、「これでいいのかな?」という迷いが消え去ったとOさんは話す。
打ち合わせから現場仕事までを1人でこなす加藤さんとの家づくりは充実したものだったそう。構造材の見学に、飛行機で産地へ。ターンテーブル台を兼ねたレコード棚、何をどう置くかまで考慮したキッチン収納など、細部まで「こうしたい」が叶えられた。利便性への配慮もしっかり。2階に配された浴室が家事の負担を軽くしている。入居から7年、経年変化は味となり、小さなキズは思い出に。メーカーや工務店とはひと味違う住まいをと考えるなら、Oさんの家づくりは大いに参考になるはずだ。
おふたりのこだわりとセンスがどの空間でも感じられる仕上がりになったのは、前向きに楽しみながら関わってくださったおかげ。私にとっても理想的な家づくりでした。
代表取締役・大工 加藤 忠男さん
こちらの施工例を見学会できます。実際に住んでいる方の声が聞ける絶好のチャンスです。
設計者名 | 加藤忠男(加藤建築) |
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施工社名 | 加藤忠男(加藤建築) |
敷地面積 | 226.82㎡ [68.61坪] |
延床面積 | 139.94㎡ [42.33坪] (1階 76.18㎡、2階 63.76㎡) |
構造・工法 | 木造軸組工法 |
竣工 | 2012年5月 |
施工期間 | 6か月 |
「家は3回建てないと」といわれますが、時間をかけてたくさん話をして進められたので、心から満足できる家ができました。加藤さんの息子さんが大工になったそうなので、子どもが大きくなってからもずっと安心です。
長男が生まれ、そろそろかなと大手メーカーの集まる展示場へ。具体的なイメージがあったわけではなく、「勉強しにいく」という気分でしたが、“ザ・大手”という会社でなんとなく話が進んでいきました。そんな中、ある雑誌で、加藤さんが手がけた家を気に入り、さらに会社が近くだと知って。加藤さんの自宅の雰囲気、加藤さんがすべてに関わってくれるスタイルに加え、大手に比べて身の丈だった費用も決め手になり、お願いしようと決めました。
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