ご主人がどうしても欲しかった薪ストーブを土間玄関に設置。揺らめく炎を眺めながら本を読んだり、家族と語り合ったり。単に暖をとるための道具ではなく、今や“家族の一員”として欠かせない存在になった

21畳のLDKは、別荘として使うには十分な広さ。天井が高いため、さらに開放感が増し、ゆったりと寛げる。黒板クロスに描かれた樹木の絵はピンスポットで照らし、インテリアとして楽しむ。階段で上がるロフト付き

片流れのスタイリッシュな外観デザイン。雑木林を抜けて突然現れた外国のコテージのような佇まいが美しい。広い庭でライブや天体観測、BBQなど、季節ごとにさまざまな楽しみ方ができる

マットな質感の黒とグリーンの色使いに癒やされる室内。黒板クロスのイラストは、窓の外の景色と連動するように描かれている

キッチンのバックヤードに水回り設備を集約。洗面台は同社の造作。子どもたちの気配を感じながら料理できるので、奥さまも安心

黒板クロスに描かれたイラストは、この別荘地にある木々をイメージ。天井に張ったグリーンのクロスとのバランスも完璧

建設予定地は岩石がゴロゴロ、木や草が伸び放題で荒地そのものだった。土地と木々を整備することから始まり、完成までに1年かかったという。「こんなに素晴らしい環境になるなんて、びっくりです！」とご主人

ロフトからリビングを見下ろす。勾配天井により、平屋でも圧迫感がなく、大勢の仲間を迎えても快適に過ごせる。床に採用した無垢のパイン材は、時を経て、少しずつ高級なハチミツ色に変わっていく

吹き抜けと大きな窓により数字以上に広く感じる、開放的な約17畳のリビング。ご主人たっての希望だった薪ストーブは、家族もお気に入りだ。陽光と薪ストーブで、室内は冬でもポカポカ暖かく、視覚的にも薪ストーブと揺らめく炎は、最高のイン テリアとなった