キッチンは造作。家電の位置や収納サイズも細かく要望

コンパクトな空間だが、キッチンを中心に庭とパントリー、水回りと寝室をつなぐ2つの動線が交差。生活スタイルは変わっても、快適な暮らし心地は維持されていく

玄関とは別に土間スペースを用意。多彩な便利さ、豊かさをもたらす

床は芳香と肌ざわりが魅力の天竜スギ、壁と天井は優れた調整・消臭効果をもつホタテペイント。間仕切りに障子を採用し、和の落ち着きをプラス

洗面台も造作。鏡の後ろに収納を依頼

大容量の小屋裏空間。本棚をスライドさせるとアーチの入口が現れる

寝室の吹き抜けにはキャットウォークと小屋裏をつなぐ室内窓。施主さんの要望と建築家のセンスが溶け合う

大きな片流れ屋根と吹付塗装の青い壁が印象的。軒部分の木が添えるあたたかみがアクセント

クローゼットの内部まで細かく収納棚を造作

造作のテレビボード。高さや素材も、部屋全体と統一感が出るように細かく相談。下の収納部分は、あらかじめ入れるものを想定してサイズを決めた

家族がゆったり過ごせるサイズのバルコニーは、花火大会が眺められる位置に計画。要望と敷地の個性をミックスしながら、プランが練られている

アイアンと木を組み合わせたモダンな空間に、調理家電などがぴたりと収まるジャストサイズな棚を造作

キッチンの横に広いパントリーをつくり、冷蔵庫、電子レンジなどの家電、食器、食料のストック品を置いています。パントリー内の棚は、持っているもののサイズを全て図り、自分たちで位置や幅、奥行き、コンセントやゴミ箱を置く位置も考えて、オリジナルで造作

土間収納に置くものや収納する位置を細かく確認した上で可動棚を設置。雨に濡れたレイングッズを収納することも考慮し、湿気対策に換気扇も取り付けた

トイレは広めを要望。造作カウンター下は収納

入れるものに合わせてサイズを決めたキッチン収納。上部収納の高さは奥さまの身長に合わせた。ここにも造作がふんだんに

料理好きな奥さまだが、キッチン回りは「生活感をなくすこと」を要望。家電や食品ストックは奥のパントリーへ

リビングの裏に位置するダイニングキッチン。リビングとの仕切りとなる壁は収納スペースで、冷蔵庫や調理家電を隠し、生活感を出さない