階段の幅は余裕の1m13cm。子どもを抱っこしたり、大きな荷物を持ったりしながら上り下りするときにも安全で、移動も便利。リビングドアは社長がデザインした創作建具

LDKの床は樺桜（カバザクラ）の天然木を使用。広さにゆとりを持たせ、リビングやダイニングでゆったりとくつろげるようにした。小上がりの和室や格子の壁など和のテイストも取り入れて、上品で落ち着きのある空間を演出。壁には珪藻土を用い、雨天時もジメジメ感なく快適

対面キッチンのカウンターでは、子どもが勉強したり、カフェ風にアフタヌーンティを楽しんだりできる

小上がりの和室。桧の大黒柱が存在感を放つ。框には杉の丸太を使用

小上がりの障子を閉めきると、リビングに独特の落ち着きが生まれる

1階に設けた寝室。松（パイン）の床が温かみを感じさせる

玄関ドアを開けると目の前に広がる吹き抜けの大空間。杉板張りの天井と化粧梁が縦に広がる空間に豊かな表情をもたらし、幅を広くした階段も優雅さを感じさせる

木目調のカウンターに信楽焼の手洗いボウルがマッチしたトイレ

2階に至る階段には、手すりに間接照明が仕込んである。夜の玄関ホールの意匠性が高まるだけでなく、夜間に足元がよく見えるので、階段の上り下りが安全にできる

主寝室を1階に配置したことで、階段の上り下りのないワンフロアの暮らしが実現。将来歳をとってからも安心・安全に過ごせる。主寝室にはウォークインクローゼットも設けられている

太い野物の梁が存在感を放つ、吹き抜けのダイニング。階段は幅を広めにしてあり、小さな子どもと一緒に上り下りしたり、大きな荷物を持ち運ぶのに便利。一方、リビングは天井高を抑えてダイニングとゾーン分けし、こもり感のあるくつろぎ空間が実現

北欧系＆ナチュラルテイストのLDK。勾配天井に2本の太い梁がアクセントに。小屋裏に続く階段は固定で安定感があるので、大きな荷物を持っての上り下りも安心

あえて吊り戸棚をやめて、スッキリとしたキッチンが完成。造作の棚は、現場で細かく打合せをして幅や高さを決定した。パントリーは可動棚による収納力はもちろん、入口のRやクロスなど希望通りの仕上がり。キッチンに立てばLDK全体が見渡せ、家族が階段を上り下りする気配も届く。右手の和室は間仕切りも可能で、幅広い用途を受け止める