横幅1.8mと広々とした洗面カウンターは造作。病院などで使われるTOTOの実験用シンクを組み合わせて、ヴィンテージ感漂う仕上げにしている

セメントや石のような素材感の外壁材、SOLIDを使ったスタイリッシュな平屋。ガルバリウム鋼板と軒天のレッドシダー材という異素材を組み合わせることでより印象的な外観デザインとなっている

風が抜けるLDKは、小上がりのヌックスペースを加えれば21畳と広々。壁は塗り壁仕上げ。壁掛けテレビの配線を隠すために、リビングの壁の一部に空配管を通している。オークの床や勾配天井に配した化粧梁など木の素材感を楽しめる仕上げに

大きくとったリビングの掃き出し窓。外とのつながりを作ることで広い敷地を存分に活かしている。小上がりヌックの下は収納スペースやお掃除ロボットの充電ステーションとして有効活用

共働きのSさん夫妻のライフスタイルに合わせて、キッチンは洗面コーナーやランドリーとつながる使いやすい家事動線を意識した

キッチンのすぐ隣にダイニングテーブルを置くことで、食事の後の片付けもすぐに食器をシンクに入れられてスムーズ。子育て世帯に人気の間取りだ

リビングというパブリックな空間から寝室やランドリースペースなどのプライベート空間の入り口となる廊下には、家族の写真などを飾れるニッチ棚を

玄関ホールは、リビングからの明かりを取り入れる室内窓やガラス入りのドアを採用。ドアの色も空間のアクセントとなっている

白いタイルと四角く白い陶器のシンクでコーディネートした洗面所は、まるで理科室のよう。このTOTO製シンクは「実験用シンク」とも呼ばれ、インダストリアルデザインともマッチする密かな人気アイテム

実験用シンクやタイルを組み合わせて造作した1階の洗面化粧台。ここで手洗いとうがいをしてから、2階のLDKヘ上がる動線になっている

造作洗面台に「病院用流し」と呼ばれるシンクを設置。子どもの靴も洗えるサイズ

病院用シンクで造作した洗面台は水栓やコップスタンドを壁付けタイプに。室内干し用アイアンポールも

シンクとカウンターが一体になったアイカ工業のスタイリッシュカウンター。横幅1.2mの三面鏡で朝の身支度もしやすい

奥さまが趣味の洋裁でも使えるように、造作洗面は大きな病院用シンクで。家事室からは直接ウッドデッキに出て洗濯物を干すこともできる

木製の造作の洗面台に合わせて、木製の枠付きの鏡を採用。幅を広くして、二人でも使えるようにした。奥行きの深い実験シンクを採用し、スロップシンク代わりに子どもの上履きを洗ったり、手洗いをしたりするのに使うこともできる

幅6m×奥行14m、26坪の狭小敷地に建てた鉄骨3階建て。雨に濡れないビルトインガレージや屋上庭園、8畳の地下収納など工夫を凝らした

大きな鏡や病院用シンクを備えたゆとりある造作洗面台。向こうには、室内干しもできるランドリールームも完備されている。大きな掃き出し窓から庭へ出られるため、外干しを回収するのもラク

ダイニングの椅子に座ると、ちょうど目の高さに極上のランドスケープが広がる。幅6.8mの横長の窓から見える絶景は、額縁で切り取った絵画のように美しい