自然とリビングに人が集まる家にしたいというIさん夫婦の願いを受けて、完成したのはスキップフロアのある家。リビングにソファを置かなくても、段差を背もたれにすることができるなど空間を広々と使える工夫がいっぱい

ダイニングとリビングの間の段差はベンチのように使えるのもうれしいポイント。床座で使えるダイニングテーブルは『Select工房』が造作したオリジナル

リビングに面したウッドデッキは、家族でBBQやホームパーティーを気軽に楽しめるよう5畳の広さに

縦長の北面道路という敷地条件を活かして、家の南側にウッドデッキを配置。子ども達が道路に飛び出してしまう心配もない

アスレチック感覚で遊べるよう、アイアン金具で作ったタラップ階段を壁に取り付けている

お気に入りの雑貨屋写真が飾れるキッチン背面の飾り棚は、棚受け金具を真鍮カラーにするなど細部までこだわりが感じられる素材選びをしている

家族が自然と集まるリビングのすぐ隣には、カウンターキッチン。キッチン背面のカップボードはもちろん『Select工房』の造作だ

LDK横のスタディコーナーはスキップフロア。中2階となる上部はスタディコーナーに、下はおもちゃなどの収納スペースとして使える。タラップ階段を壁に取り付け、アスレチックのように上り下りできるのが楽しい

段差が子どもたちのベンチにもなるダウンフロアのリビングと、スキップフロアを設けたLDK。LDKだけでも22畳という大空間だ。リビングに背もたれの高いソファを置いても、段差があるのでソファの圧迫感が軽減されるマジックも

子どもが成長してもゆったり食事ができる大きなダイニングテーブルが、LDKの主役。親戚が集まるときには、大人6人がゆとりを持って着席できる。背もたれのあるベンチはソファ代わりにも

リビングを家の中心的スペースにしたいという希望通り、ここにはいつも家族が集まる

南北の2か所に段差を設けたサンクンリビング。ステップに座ると、ソファと同じ目線の高さになるので会話も弾む

小上がりの段差はソファ代わりにも。下部にはおもちゃや赤ちゃんグッズを収納。リビングのキレイに貢献する

ダウンフロアスタイルのリビングは、床をレッドオークのヘリンボーン張りに。段差によって空間の役割にメリハリがつき、落ち着きが生まれた。また、、おもちゃや絵本が散らからずに済み、片付けもしやすい。友人が集まったときには段差がベンチがわりに

リビングを一段上げたスキップフロアに加え、吹抜けも採用したことで目線が遠くへ抜け、抜群の開放感が生まれた。段差部分は腰掛けられるのでベンチ代わりにも

自然と家族が集まるリビングがIさんの理想。目的別でまとめた大容量収納は、片付けが苦手な奥さまもすっきりがキープでき、リビングはくつろぎのための空間に

家族が集まってくるリビングにと要望を伝え、提案と相談を重ねながら細かな箇所まで11回の変更。最終的に「これでよかった」と大満足。人の温もりや気配を感じる温かなリビングが完成した

グループ会社にインテリア会社があるため、なんとこちらのソファは『アール・コーブホーム』からのプレゼント。部屋のテイストに合わせた家具をセレクトしてくれるので、入居した時点でインテリアが完成する。家づくりにお金をかけすぎて家具を買う余裕がない、なんてことにもならない