ストリップ階段と２階の格子の手すり、さらに、小屋裏に上がる階段が奥行きを強調し、その美しい造形美が真壁造りの醍醐味を感じさせる

広い吹抜けのある開放的なＬＤＫ。オリジナルカラーを指定してバリ風に仕上げた真壁造りに珪藻土の塗り壁を組み合わせ、家族が心からリラックスでき1 る空間を実現した

小屋裏に続く階段から見下ろす吹抜けのスケール感が見事。真壁造りの柱と梁の直線は日本の建築美の象徴

奥さまがミリ単位までサイズを指定したキッチン収納は使い勝手が抜群。奥さまのアイデアで天井近くに深紅のアクセントウォールを設けセンスアップ！

トイレの壁は奥さまの大好きなターコイズブルー

リビングの続き間の和室スペースは第二の子ども部屋として大活躍。仕切りの格子戸が和の情緒を演出

玄関に真っ直ぐ続くアプローチは奥さまのデザイン。タイルや石はバリ島で購入したり、ネットで自ら調達したもの

片流れの屋根とキューブ型のガレージのアシンメトリーなフォルムがスタイリッシュ

小屋裏に続く階段から見下ろす吹抜けのスケール感が見事。真壁造りの柱と梁の直線は日本の建築美の象徴

階段で上がる小屋裏はご主人の趣味部屋

家を建てると決めた時から絶対に譲れなかったものの１つが、ストリップ階段。ゆとりある空間が奥行きを生み、１階も２階も実際よりも広く感じさせる

玄関ホールは奥行きを深くしてスケール感を強調。鉄骨のスリット階段がシンプルな空間を引き立てる

奥さまのワークスペースからストリップ階段を上がると2階LDKに至る。吹抜けから光が注ぎ、清々しさが感じられる

間仕切りのない室内は家族がどこにいても気配を感じられるので親も子も安心。ストリップ階段を上がると子どもスペースが広がる

ヨーロピアンスタイルを意識した吹抜けのLDK。2階へ上がる階段と、小屋裏へ上がる階段を平行に配置し、アーティスティックでゴージャスな空間を演出

階段の浮遊感や立体的な造形美が好きだというMさん。回り階段にすることで、そうした魅力を際立たせようと思ったのだそう。「階段を玄関の顔にしたいと思っていました。階段スペースを吹抜けにして、2階部分から差し込む光の自然な美しさを表現しました。階段の踏み板は、タモ材を白で塗装したものを使っています」

勾配天井に組んだ梁組みが真壁造りの魅力を強調。対面式のキッチンからはリビン グや畳コーナーはもちろんのこと、テラス越しに子ども室まで見渡せる

階段を上がると小さなドアが。広く、出入りしやすい小屋裏は子どもたちにとって絶好の遊び場