天井まで届くハイサッシを採用。羽目板が外までつながることで抜け感を増したリビング。カーテンレールをビルトインして、空間をすっきり見せる工夫も。窓辺のひだまりで子どもとまったり過ごすのが、奥さまのお気に入りの時間

南側一面に天井まで届く大開口を設け、たっぷりの光と風を招き入れている。天井の羽目板が外までつながり、リビングと庭との一体感が生まれた。自然と室内が融合したオーガニックな空間に、時間がゆっくりと流れる。肌触りのいいブラックチェリーの床は時とともにあめ色に変化し、味わいを深めていく

家族がどこにいても見える場所にHAMAYUのキッチンを配置。ペンダントライトは使わず、ダウンライトでシンプルに演出。厚みのあるクスノキのダイニングテーブルに、家族のかけがえのない思い出が刻まれていく

家にいながらリゾートな気分を味わえるウッドデッキ。深い軒が夏の直射日光を遮り、高度の低い冬の太陽の光も、キッチンまで届けてくれる。雨の日も外に出られるのがうれしい

玄関を入ると、1,690mm×2,400mmのピクチャーウインドウから見える庭と山の借景に、誰もが歓声を上げる。家族の成長を見守るシンボルツリーはミモザ科のブルーブッシュ

建物の高さが低く見える寄棟づくりの外観。夏の西陽を避け、冬の日照をなるべく長い時間取り入れられるように建物を配置。L字型にすることで外からの視線を遮ることができ、庭にプライベート感が生まれた。7.7kWのソーラーパネルを搭載し、電気代は毎月黒字

外から見られることなく、家族や仲間とBBQや子どもプールを楽しめる庭

羽目板と似たテイストの玄関ドアを採用して、一体感を出したファサード

天井の高さのカーテンレールやハイタイプのドアなど、LDKには開放感を演出する工夫が溶け込む

シンプルな空間を造るうえで、「綺麗な天井」にもこだわっているのがSさん邸の特徴。カーテンレールを隠すために天井を掘り上げたり、ハイサッシやハイドアを採用することで下がり壁をなくし、天井がのびやかに広がっていくようプランニングを進めたそうだ

グレーのフロアタイルを敷いたスタイリッシュなLDK。天井の高さまで届く大開口サッシを採用し、カーテンレールを埋め込み型にすることで窓付近をスッキリと。開放感もアップした

ロフト付きのビルトインガレージ 玄関ホールと行き来できるバイクガ レージは壁に準不然の杉板を使用。 ロフトを設けたことで収納力が増し、 作業スペースも余裕の広さに

26畳のLDK。見える場所には構造柱は見えないように施工して、エアコンはビルトインに。さらに、天井まで届く窓を採用したことで、いっそうの開放感が生まれた。高台に建つため、カーテンなしで自由奔放に暮らせる

医療用シンクをビルトインした洗面台。名古屋モザイクのタイルが空間に華やぎを添える。ハイサイドライトから光が射し込み、北面とは思えないほどの明るさをもたらす

角に大きな窓を集め、南東から入る日差しがたっぷり室内に注ぐ。カーテンレールを収納するカバーは大工の手仕事。掃き出し窓の上にも光を取り入れるための横長の窓をつけた。写真右側のデッキに面した壁にはベンチ。窓辺でのんびり外の景色を眺められる

ハイサッシの掃き出し窓を開けると、LDKとウッドデッキがフラットにつながる。中庭に面した窓にはカーテンが必要ないため、常に視線が空に抜け、吹き抜けのような解放感をもたらす

17畳の2階LDK。肌触りのいい床は無垢のオーク材。2,200mmの天井高でも、ハイサッシとカーテンBOXを採用したことで圧迫感がなく、ゆったりと過ごせる。リビングを2階に配置したので、外からの視線を気にせず、開放的に暮らすことができる