Iさん家族のリビングダイニング。階段下を活用してテレビの裏に収納を設け、レコーダーなどの機器をまとめて置けるようにした

無垢板の鎧張りとタイルの外壁を組み合わせた、デザイン性の高い外観が目を引く。2階は書斎だけという平屋ベースのつくり

共用の玄関とホールは、広さ6畳のゆったりとした造り。手前のガラス戸を開けるとIさん家族のゾーンで、廊下の先がお母さまの居室になっている

リビングと一続きの和室を小上がりにし、メリハリのある空間に。裏庭の紅葉を眺められるように窓が配置されている

キッチンからの眺め。リビングダイニングと和室がつながっているため、空間がより広く感じる

大容量の壁面収納を備えた寝室。床の一部を掘り下げたのは、上階にある書斎の天井高を確保するためだ

家族の声などを気にせず、テレワークができるよう、2階に広さ8畳の書斎をレイアウト

洗面脱衣スペースの横に、室内物干しスペースを配置。コンパクトな動線で家事が楽になったという

吹き抜けで開放感があるリビング。階段下はテレビスペースに活用。ぬくもりが漂い、家族団らんがよく似合う

ダイニングから見たリビングの面構えが気に入っているというSさん。テレビの背面壁は造作によるもので、AV機器の存在感をなくすために二ッチを設けたり、コード類を壁裏に収めるなどの工夫がされている

階段下のニッチをテレビコーナーに活用。階段の壁は途中からとし、視線が奥まで抜ける。建具もすべて職人の手作り

階段下も有効活用

リビングの階段下にはテレビを設置

階段下や引き戸裏などのスペースを有効活用。限られた空間に広さと利便性がプラスされている

屋根裏収納は、大家族で物が多いため、季節のものなどをまとめて置ける

壁掛けテレビの配線を渡せるように設けた、テレビ裏の空間。大容量の収納スペースとしても活用されている

2階ホールは壁の一部に透明板を用いて、圧迫感を排除。階段のスリット窓からの光を階下にも届ける。階段下のデッドスペースにあたるテレビボードの背面には配線を通し、オーディオ機器の設置場所として活用

山﨑さんのアドバイスにより、脱衣所と分けた洗面ルームは広々。階段下をうまく活用している