2階のパウダールーム。完全に間仕切りしないことで開放感を出した。春になると、窓から土手の桜が見える

1階より2階の床面積の方が大きく、四方に張り出した形状の個性的な外観。軒下は半屋外空間として多用途な楽しみ方ができるスペース。計画当初は、水害時の避難を考慮して3階建ての検討もと考えていたが、コストが跳ね上がるなどの理由から、2階バルコニー内にタラップを設置することで落ち着いた

広いビルトインガレージを設けるために、LDKは2階にレイアウト。キッチンを起点に洗面、寝室、クローゼット、パントリー、バルコニーへとアクセスできる動線を確保した。床はフロアタイルを張り、1階の無垢フロアと変化をつけた

生活感のない、シンプル＆モダンな空間に仕上がった2階LDK

1階のエントランスからすぐの場所にあるご主人の書斎。大容量のウォークインクローゼットをしつらえ、隣に手洗いコーナーを設置

キッチンの奥に設けた奥さま専用の家事コーナー。家事の合間の休憩や、ちょっとした書き物などにも便利に使える

エントランスからまっすぐ奥へと視線が抜けていく1階フロア。書斎、納戸、ランドリー、浴室を集約し、LDKは2階に配置

北欧系の家具、照明がおしゃれなダイニング。LDKをはじめ、各部屋にさりげなく置かれたグリーンは、フラワーショップのオーナーであるご主人によるもの。人々の日常に彩りを添えるプロならではのグリーン使いが、空間に癒しをもたらしている

2階リビングをスキップフロア上のワークコーナーから見下ろすと、目の前には桜の木の若葉が眩しいくらい。春には桜の花が満開になった景色を独り占めできる。カーテンを閉めなくてもプライバシーが確保できるため、のびのび暮らせる住まいだ

リビングの掃き出し窓は、開放感を出すために最大限広くした。カーテンレールが見えないように、天井を掘り込んでカーテンボックスを作るなど細部までこだわりが光る

間仕切りのないワンフロアの1階。目線が対角線上に抜けていくので開放感が増す。テレビステーションに天然石を採用し、高級感を出した。リビングの現しの梁に癒やされる

リビングと打って変わり、主寝室は落ち着いたダークブラウンでコーディネート。窓の切り方にもセンスと気配りを感じる。家族が増えたら間仕切りして子ども部屋に。右奥に書斎とパウダールームがある

2階のサニタリー。洗面台は造作で、タイルがアクセントに。あえて間仕切りをつけず、明るさと開放感をキープ

踊り場の地窓から川の景色が見える階段。この窓があるだけで、明るさと開放感が全然違ってくる

2階ベッドルーム。2階にはほかに収納やフリースペースもあるが、間仕切りは一切なし

開放感あふれる吹抜けのリビング。大好きなブルーがナチュラルな空間の差し色に。見上げると2階の窓越しに青空が見える

キッチンと浴室の間にあるパウダールームと脱衣室。間仕切り可能で、誰かが入浴中でも歯磨きできる。洗面台の木の収納BOXはご主人作

寝室にはロフトを設けてあり、その下部分は奥さまのパウダールームとして利用。サロンのように落ち着きがあって「こもり感」のあるスペースで、リラックスしながらスキンケアやメイクを楽しめる