玄関からリビングへ向かう壁を半円形にして、空間を広く見せる工夫も

天然木と自然素材を惜しみなく使った空気のきれいなLDK。設計段階で日射と通風シミュレーションを行い、三方向を建物で囲まれていながら、これだけの明るさ、風通しを確保した

カフェスタイルのオープンキッチン。地熱利用の換気システムにより、レンジフードをつけなくてもにおいがこもらない。エコキュートを室内に設置することで保温の負荷が減り、年間の電気代が約1万4,000円も安くなるそう。太い丸太梁は『金澤建築』の代名詞で、家族みんなで塗装して家づくりの思い出に

玄関とキッチンの間に設けたランドリー＆脱衣室。造作の収納棚、3連の部屋干しポールを備え、子育て夫婦も楽々。洗面コーナーと分けたことで、より使いやすい

ロフト感覚の2階は12畳。子ども部屋として使う予定で、間仕切りもできる。吹抜けの窓を通して1階とつながっているので、常に家族の気配を感じられて安心

地域型住宅グリーン化事業の補助金を上手に利用し、無垢材をふんだんに使った室内。地熱利用＋高気密・高断熱性能＋パッシブデザインにより、ほとんどエアコンを使わずに夏も冬も快適に過ごすことができる

本当に必要なモノだけを長く大切に使うミニマルな暮らしを楽しむNさん。玄関のシューズクローゼットもこれだけで十分。洋風の甘い雰囲気にならないよう、垂れ壁のアーチの角度を丸くしすぎないのも『KANAZAWA STYLE』のこだわり

50坪の土地に24.5坪の家を建てたNさん。白い杉板は夫婦で塗装に参加した。ネイビーのガルバリウム鋼板の外壁に軒天の無垢材がアクセントに。飽きのこない外観デザインは、帰ってくるたびに心が安らぐ

壁のないリビング階段で空間をより広く見せる

ハイドアを採用して、空間をより広く見せる工夫を施した

2階LDK。キッチンカウンターに自然と家族が集まる。リビングとバルコニーの壁は同色にして、視線が外に延び空間をより広く見せる工夫が

框を斜めに切ることで空間を広く見せる玄関

上がり框を斜めにし、下駄箱の下に間接照明を付けることで玄関を広く見せる工夫を

リビングとダイニングを斜めに配置。キッチンは壁で囲い込むなど、ただ広いだけの空間にならないように工夫している

北面とは思えないほどの明るさと風通しを確保した土間玄関。間仕切り壁の角をRにしてやさしい雰囲気を演出。大きな姿見をビルトインしたことで、空間を広く見せる工夫も

通り土間のある玄関ホール。框を斜めにカットすることで、空間を広く見せる

ギャラリーのような凛とした雰囲気がただよう玄関ホール。スケルトンの階段が空間をより広く見せる。“広い”空間はご主人のこだわり

奥さまこだわりのリビングドア。天井まで届く透明ガラスを採用したことで、玄関ホールがより明るく、広く感じられる。斜めに切った框も広く見せるための工夫のひとつ