床暖房に対応した無垢のチーク材を使うことで、吹き抜けのある大空間の冷え問題も解決。一般的な家の床よりも低いので、ラグに座ると庭と空が視界いっぱいに広がる。

蹴込み板のない階段にすることで、北面から差し込む優しい光がリビングを照らす

レッドシダーを使ったこもり感のあるライブラリーには、マンガのコレクションがずらり。背もたれの収納と引き出し式収納には、子どものおもちゃなどを片付けて、LDKもすっきり

吹き抜けを介して、リビングで遊ぶ子どもたちの笑い声が2階にまで届く。しっかりと構造計算をし、耐震性能を担保するベイマツの太い梁が空間に映える

右側からスタディコーナー、ピアノコーナー、ライブラリーが並び、写真手前右側にあるキッチンで家事をしていても子どもたちの様子を見ることができる。

ダイニングキッチンの裏側には、浴室やトイレをまとめてレイアウト。洗濯機のある脱衣室から写真手前にある物干し場へ続く動線が便利。外に出したトイレの手洗い場の上部を透明の板にすることで、LDKともゆるやかにつながる

和室の床下を有効活用したご主人のための隠れ家のような書斎。仕事で使う大きな図面を広げられるよう、幅広の机を造作

地窓の向こうに坪庭を望むモダンな玄関ホール

一般的な平屋で悩みがちな収納問題を一気に解決する、大収納空間「蔵」。12畳という圧倒的な広さで、暮らしとともに増えていくモノの量にも余裕で対応できる。リビング・玄関・外の３方向から利用できるところも大きな魅力

約18帖のLDK、温水式床暖房で快適。天井高いっぱいのハイサッシ。行き止まりのないサーキュレーションプラン

和室までを一続きにした開放的なLDK。ガス式床暖房に対応した無垢突板フローリングが目に優しい

森林の環境問題を根本から解決する「JAPAN WOOD PROJECT」を立ち上げた『アイジースタイルハウス』。床、柱、梁などの構造材はもちろん、階段や腰壁、ダイニングテーブルといった家具にも天竜ヒノキの丸太を無駄なく使い切り、森林の地産地消と地元林業の活性化に貢献している

ダイナミックな吹抜けのリビング。大開口を開けるとウッドデッキへ。これほど大きな吹抜けのリビングも、天井のシーリングファンが部屋中の空気を回してくれるので、冷暖房効率は落ちる心配なし。床暖房対応のフローリングを採用

同社が採用している「蓄熱式床工法SRC基礎」の住宅。一般的なベタ基礎よりも制震性能があり、地熱利用もできるので光熱費の削減につながる。また1階は全室床暖房になるのでヒートショックの心配もなし。ペレットストーブも設置しているので、広いＬＤＫでも寒さを感じずに快適である

ご主人が、『Yamaguchi Design』のモデルハウスで一目惚れしたチークの床材がリビングの主役。換気システムによって床下まで新鮮な空気が送り込まれ、冬は暖かな空気が循環し足の裏が冷たくならない。さらに床暖房効果で年中快適に過ごせる