ゆったりとした玄関ホール。風合いのある床は無垢のオーク材。正面に進むとLDK、左に進むと水回りスペースに。スリッパ収納のよろい戸がアクセントに。裏側の洗面脱衣室が暗くならないよう、壁にガラスブロックを設置して光を通している

ルージュブラウンの洋風瓦とアースカラーの外壁が、青空に映える外観。アイアンの妻飾りやフラワーボックスを配した、南欧風スタイルが特徴的

奥さまお気に入りの輸入洗面化粧台。木、タイル、陶器、クロスといった素材感を楽しみながら、洗顔やメイクができる

キッチンから水回りへストレートにつながる“神動線”が、毎日の家事負担を大幅に軽減する

LDKと畳コーナーを合わせると、20畳を超える開放的な空間。海外テイストの家具をはじめ、ステンドグラス、ニッチ、現しの梁など、ディテールにもこだわっている

ダイニングのデッドスペースを活かして造作したWニッチ。やわらかな曲線使いに職人技が光る

独特なデザインに目を奪われる階段。踏み板に無垢材、蹴込み板にタイルを張ってニュアンスを出した。年齢を重ねても利用しやすいよう、傾斜と段数も計算し尽くされている

照明にこだわって仕上げた、2階トイレと手洗いコーナー。水色で塗装した建具にもセンスが光る

洗面台とトイレが暗くならないよう、廊下の壁にガラスブロックを設け、LDKから明かりをとるように工夫した

暗くなりがちな玄関ホールはスリット型のガラスブロックで明るさを確保。段差も少なくスムーズな出入りが実現

ゆったり広々とした玄関ホール。右側に進むとLDK、左側には水回りを集約させた

玄関を上がってホールに設けた3畳のウォークインクローゼット。壁をアールにしたことで、空間にやさしさが生まれた。ニッチの青いモザイクタイルがアクセントに。右に進むとダイニングキッチン、左に進むと水回りへとつながる

LDKは大きな窓を通じてデッキや庭とつながり、実際の広さ以上の開放感がもたらされている。全体のトーンは白をベースに、リラックスして過ごせる雰囲気に。家族を見渡せる対面キッチンは奥さまの要望で、廊下側の壁にはめられたガラスブロックからは帰宅や階段の上り下りの様子がさりげなく運ばれる。右奥にはカウンターを備えた畳コーナー。鈴木さんの提案でキッチンの回りを周遊できるようにしたことで、利便性がぐっと高まった。キッチンの壁のニッチにコンセントが設置されるなど、細かな希望まで形になった