インテリアと同じく、木目、白、グレーの3色でまとめた外観。人目の気になる通り側は小窓を配し、南側は大きな窓にして庭からの光をたっぷりと取り込んでいる

キッチンから1階のフロアすべてが見渡せる間取りは、土地の形状と採光も考慮されたもの。元気な男の子ふたりは庭遊びも大好き。「庭も室内から見守れて安心です」と奥さま

子どもが成長してもゆったり食事ができる大きなダイニングテーブルが、LDKの主役。親戚が集まるときには、大人6人がゆとりを持って着席できる。背もたれのあるベンチはソファ代わりにも

玄関ホールには、ご主人の以前からの趣味の水槽を設置。一日の終わり、泳ぐ魚たちをのんびりとを眺める時間が癒しのひとときに。古材調のクロスによる木目を活かしたインテリアも安らぎを添える

リビングから続く和室。吊り収納の下は子どもの本棚に活用。ゲストが泊まるときには荷物を置くこともでき、部屋を広く使える。ロールスクリーンで目隠し可能なオープン収納はおもちゃ置き場に

富士山が見える絶好のロケーション。額縁の絵のように景色が切り取れる寝室の窓は、建築家からの素敵なプレゼント

寝室には書斎を兼ねた趣味部屋を併設。アパートのときはなかなか出番がなかったギターもインテリアの主役に。ご主人が憧れていたという、“ギターを弾きながら子どもと一緒に歌う時間”も実現した

浴室と洗面脱衣所、ファミリークローゼットの動線は奥さまの希望で。庭に干す洗濯物は、取り込んで片付けるまでの作業を1階で完結できる。季節外のものは2階の個室のクローゼットに収納

通り側は閉じ、家が建つ予定のない南側を開いている

通り側からの目線を避けるため、吹抜けに大きな窓を設けて光を取り込む。アイアンの手すりと間接照明がアクセントに

家の南側は、太陽光を取り込む窓がずらり

中庭の頭上に広がる青空さえも、暮らしを彩るインテリアに。「人目を気にせず窓を開けて過ごせるので、ストレスがなくなりました」そうご主人は笑う

木目のサイディングが映えるH邸。道路側に大きな窓がないため、視線を気にせずのびのびできる

道路側の窓は少なく、南側の窓は多く設置

南側を開き、光と風を取り込むとともに、北側に水回りをまとめ、家事効率を高めた

ランドリールームから浴室の側を通り抜けて、中庭へとつながる便利な洗濯動線。中庭は外からまったく見えないので、洗濯物も人目を気にせずに干せる

1 階の寝室は天井高の窓なので、1 階でも明るく人目 を気にせず過ごせる

通り側は開口部を減らし、シャープでモダンな印象。アクセントの木目が適度なやわらかさを添える。窓は位置やサイズだけでなく、枠の色や幅にもこだわった