視線が低くなることでより空間を広く感じることができる、床に座る生活を想定してプランニングしたLDK。まわりの家からの視線を気にせずに生活できるよう、窓を計画的に配置している

キッチンから目が届く位置にスタディコーナーを造作。宿題がわからないときは、すぐ近くで見守っているママが教えてくれる

帰宅した子どもが「ただいま」を言ってから2階に上がるよう、リビングイン階段を採用。今日はどんな気分で帰ってきたのか、料理中でも、階段を上がる足音のリズムに気を配れて、コミュニケーションもスムーズに

視線が南面の窓の外へと抜ける、開放感に満ちたLDK。日当たりもよく、朝から夕方遅い時間まで照明をつける必要がない

明るくゆったりとしたつくりが気持ちいい土間玄関。奥には外着専用のクローゼットを用意した。子ども用自転車も収納できる

キッチンから数歩の位置に水回りをまとめ、家事の同時進行をサポート。洗面室は脱衣室と別にしたことで、浴室が使用中でも遠慮なく使える

家事の負担を最小限に抑えるための、効率的な家事動線が魅力のF邸。なかでも、家族と会話しながら炊事ができる白い対面キッチンは、奥さまのお気に入り

シンプルな形状と主張しすぎないブラックの色味がモダンな外観。旗竿敷地で、車3台を駐車することを考慮して、建物の配置を決めた。敷地内での車の反転が可能なのもポイント

視線と騒音を気にせず家族団らんを楽しめるようリビングを家の中央に配置

1階で生活のほとんどが完結できるようにしたいという要望を基に建築家が間取りをプランニング

南側に家が建つことを想定して、採光を計画。隣家が建った今も、光と青空が室内に招かれる

テレビ背後のグレーの壁と間接照明が、視線を落ち着かせる。立地とコの字の計画によ り、夜もカーテンを閉めずに生活できる

家族がキッチンまわりを行き来できるレイアウト。キッチンとテーブルを横に並べる配置は見学会で見た家を参考に

座ると吊り押し入れの下に視線が伸び、広さを感じさせる。玄関からの入口も設けられ、客間としても機能する

寝室以外の生活スペースをすべて２階に。敷地を高くしている分、窓外の景色は自然のみ。隣家からの視線も気にならない。吹抜け階段とリビングが繋がり、実際のスペース以上の広がりを感じられる

マンション暮らしでは、バルコニーにいても向かいの建物からの視線が気になっていたHさん。外からの視線をカットする新居の中庭が、「家は心からリラックスできる場所」だと教えてくれた

シンプルな長方形のLDK。和室とつなげることでリビングが広く感じられ、ゆったりと生活できる。小上がりは腰かけるのにちょうどよい高さで、座ってくつろぐ居場所にもなる

内リビングから外リビングへの繋がりは、家の正面を宙に浮かすことによって外部の視線が気にならず、開放的な空間を演出