ワイドな開⼝が設けられるのもRC造のポイント。ここから⼼地よい⾵と光が室内に取り込める。無機質な空間にモダンな家具を合わせたコーディネートも秀逸

店舗のようにも見える外観。震度7の揺れにも耐えられる強固な耐震構造がRC造の魅力

開放感あふれる27畳のLDK。昼間は中庭からたっぷりの光と風を招き入れる。コンクリートは蓄熱性が高いので、冷暖房効率にすぐれている

スタイリッシュな「TOYO KITCHEN」はインテリアの主役。ダイニングテーブルの代わりとなるカウンター一体式で奥さまの家事時間を短縮。天井に木を貼ったことでリビングとの差をつけた

無機質なデザインが美しいエントランスに、家庭訪問で訪れた先生もびっくり。右に進むとプライベートゾーン、左がパブリックゾーンにわかれている

キッチンからも寝室からもつながるサニタリー。鮮やかなイエローが差し色に。ガラス張りの浴室は造作で、中庭に面している

ランドリールームから浴室の側を通り抜けて、中庭へとつながる便利な洗濯動線。中庭は外からまったく見えないので、洗濯物も人目を気にせずに干せる

中庭を中心としたロの字型のS邸。どの部屋も中庭に面しているので、BBQやホームパーティーをいつでも気軽に楽しめる

東側の外壁は窓を設けず、プライバシーを確保

RC造の1階空間に、太い梁を意匠的に組んでニュアンスを出した。無機質なコンクリート素材と温かみのある木造の組み合わせに、施主さんの強いこだわりが感じられる

壁・床・家具。子世帯の住まいは「色の配置と統一感」にこだわった。さらに無機質なテイストと植物の組み合わせがカッコよさを演出

分譲地の角地で、ひときわカッコよさが目立つシンプル＆モダンな外観。外壁は無機質な風合いが特徴のSOLIDO、塗り壁、サイディングを併用。駐車場は友人が大勢来ても余裕の広さ

白・黒・グレーと木目でコーディネートされたLDK。照明や家具のセレクトにも施主さんのセンスが光る。光と風を効率よく取り込めるような窓の位置と大きさに建築家の経験値が息づいている

玄関ホールの壁は床材とコーディネートした木材をあしらった。ポイントにもなっている地窓が足元に明かりをもたらし、四季の移ろいを切り取る。リビングとの壁にはご主人の帰宅を気配で感じられるよう室内窓を

キューブ型の外観を採用することで、基 礎工事にかかる費用を極限まで抑えた。 建築中に余った資材で収納棚などを造 作してくれるため、家具を置く必要がなく なるのもポイント だ。建物全体は コンパクトなが ら、室内を最大 限に広く使うこと ができる

無垢の木の質感、タイルなどがバランスよくコーディネートされた空間に、北欧家具や照明がよく似合う。時を経るごとに質感が豊かになり、魅力が増していく