普段使いの自家用車の駐車場とは別に、ご主人が趣味で乗っているポルシェやバイクを収めるガレージを建物とつなげた。愛車を眺めながら車雑誌を読んだり、ブティックのように服を飾ったり、自分だけの時間を楽しめる

うなぎの寝床のような縦長の敷地、しかもすぐ隣に建物が迫っていることから、吹抜けの勾配天井を採用し、なおかつトップライトを設けて光と風を確保した

リビングの大開口が中庭と室内をつなぐ。格子戸を採用したことで、スタイリッシュな中にも和の温かみが感じられる

子ども部屋は成長に応じてセパレートもできる

ロフトと小屋裏収納もある主寝室。大容量のウォークインクローゼットを備え、収納力は十分

1日の疲れを癒す温泉宿のようなお風呂。木塀で目隠ししてあるので、裸のまま庭に出て、露天風呂気分を満喫することも出来る

英国製のアンティークなステンドグラスが和モダンな空間に華やぎを添える

南北に長い敷地を有効利用して、手前に自家用車を3台置ける駐車スペースを確保。建物とつないだ赤いガレージはご主人の愛車2台とバイクを収納するほか、趣味部屋として寛げる空間もある。コストダウンするために、イナバの大型物置をガレージとして使い、塗装と床の仕様にこだわった。仕事を終えて、愛車を眺めながらポーチから玄関へ向かうひとときが車好きにはたまらない

ガレージ内部は車体の色が映える黒がベース。ガラス張りの趣味部屋はモデルハウスの書斎を参考に。反対側の壁にはミニカー、フィギュア、車雑誌などをディスプレイできるニッチの棚を造り、絵を飾る代わりにモニターを設置。趣味部屋のパソコンとつなげて、好きなアートを映すことができ、飽きたらすぐ変えられる