使う頻度が高いため、あえて扉を付けなかったウォークスルーのパントリー。停電しても電気を使えるパワーコンディショナーを上部に設置して非常時も安心

平屋のようにも見えるシンプルモダンな外観デザイン。片流れの屋根に30kWの大容量ソーラーを搭載している。フェンスの向こうにウッドデッキと庭もある

LDKは30畳の大空間。リビングに勾配天井を採用したことで目線がタテ・ヨコに広がり、より開放的に感じられる。これだけの大空間でも天井に設置したシーリングファンで効率良く冷暖房を循環させることができる

リビングとダイニングの間に大きな本棚と小上がりの畳コーナーを設置。ご主人が漫画を読む趣味の空間であると同時に、リビングとダイニングキッチンをゆるやかにゾーニングする

キッチンを中心にぐるぐると回遊できる間取り。キッチンはリビングから手元が見えないよう腰壁を高くしたほか、食洗機、タッチレス水栓、自動洗浄機能付きのレンジフードを装備した

4畳の洗面室。隣のランドリーで洗って乾かした洗濯物にアイロンがけしたり、部屋干しする際に使用したり、ユーティリティに使うことができる

2WAYの玄関ホール。正面に見えるラグジュアリーなタイルの壁は調湿・消臭効果にすぐれたエコカラット。全身鏡も設置し、お出かけ前に服装チェッもできる

LDKのライブラリースペースにも畳コーナーがあるが、それとは別に和室を用意。垂れ壁の裏にある間接照明で黒いクロスを照らし、高級感を演出。樹脂製の畳はい草の畳よりお手入れが楽で、カビやダニも発生しにくい

太陽光発電に加えて蓄電池も備わり、災害などによる停電時も電気を使えて安心

キッチン腰壁の天板を一部広げてカウンターとして使えるようにした。奥のパントリーは行き来しやすいウォークスルータイプ

雨の日でも荷物の出し入れが楽で、多目的に使えるインナーガレージ。停電回避システムのコンセントを設置し、もしものときでも電気を使えるようにした

廊下とキッチンをつなぐウォークスルーパントリーには、生活雑貨をまとめて収納

人気のタイル貼りキッチン。すぐ横のパントリーはあえて扉を付けずオープンな状態に。忙しい料理中でもサッと物を取りやすい

キッチン脇のパントリーは、収納だけでなくワークスペースとしても使えるように、シンプルなつくりにした

個性的なフォルムとほどよいスタイリッシュさをもつ外観が住まい手のセンスを伝える。屋根には11.2kWの太陽光を搭載。AIにより暮らし方に応じて最適なエネルギーライフを実現する9.8kWの蓄電池を組み合わせ、電気の自給自足を叶えている。電気を買わずに済むだけでなく、停電時もいつも通り電気が使えるので安心

キッチンの背面に冷蔵庫まで隠せる大容量のパントリーを採用。引き戸でさっと閉じることができるので、不意の来客時も安心

キッチンからはリビングや和室を見渡せるので、いつでも子どもの様子を確認できて安心。左には造作のパントリーも

S邸では、大人5人の暮らしを考慮して太陽光発電を6.93kW導入。創電＋オール電化による省エネで、エネルギーの自給自足を実現した。入居以来、作った電気と使った電気がプラマイゼロ以上。売電が上回る月もあるという。太陽光発電は万一停電が発生した際にも電気を使うことができるため、災害対策にも役立ち、家族も安心感が得られたと話す。