実家で父親と暮らすS さん一家。築50年の実家は、浴室内に洗濯場があったり、トイレを通らないと浴室に入れなかったりと、不便な間取りが悩みの種だった。耐久性や耐震性にも不安があったため、全面リノベーションを決意。柱と梁だけを残して建物を解体してから、「地中梁工法」を用いて基礎耐震補強を施し、ベタ基礎を新設。階段の位置を変えることで家中の動線を変え、暮らしやすい間取りに改変した。リノベ後は、無垢の空間にイギリスやフランス直輸入の壁紙が程よく見え隠れする、斬新なデザイン住宅に一新。２階の子世帯のLDKには同社オリジナルのキッチンを壁付けにして空間を節約。ダイニングは、無垢の床に黄色い壁とポップなカーテン、丸テーブルを組み合わせ、かわいらしく演出した。「リノベ後は、住まいのいろいろな場所でインスタ用の写真を撮るようになりました」と奥さま。夫妻の望み通りの楽しい空間が叶い、ワクワク感に心が躍る毎日だ。