夫妻が選んだステンドグラスのペンダント照明がピンクの塗り壁の空間にベストマッチ。窓辺にテーブルを配置し、キッチンの前にはカウンターを設けて、ゆったりと落ち着けるダイニングが実現した

人気アニメ映画に出てくるパン屋さんに限りなく近づけた、ハーフティンバー様式の外観。映画を何度も観て建物の細部を研究し、外壁の色や屋根のかけ方、ハーフティンバー（外壁の材木）の配置までこだわった。瓦屋根の出窓の部分は、映画の中で小さな魔女が間借りしている小屋裏部屋に似せた空間

室内の塗り壁は夫妻の好みで淡いピンク色にし、パインの無垢の床は幅広タイプを採用。キッチンの腰壁の曲線が空間全体に柔らかな印象をもたらし、カフェのようにオシャレな空間に仕上がった

淡いグリーンの塗り壁に、濃いグリーンのドアと窓の木扉がしっくりマッチした玄関。木の扉もドアも、クリエーターの阿部さんがデザイン・製作を手がけた

対面キッチンのサイドの壁はハーフティンバー様式の家に倣って構造を剥き出しにし、木の温かみを感じる空間に。垂れ壁の曲線のラインまで細かく検討し、丸みを帯びたやさしい雰囲気が夫妻をほっとさせる

エントランスの街灯もアニメに倣って設けたもの。庭も『つくし工房』が紹介してくれた造園業者（そよ風ガーデン）に依頼し、Mさん夫妻と思いを共有し、みんなで楽しみながら建物と外交全体をアニメの建物に近づけようと奮闘した

2階には客間として和室を用意。ご主人は地元の祭りで笛を吹いているため、練習ができるように壁が防音仕様になっている

アニメ映画の主役の小さな魔女が間借りしている小屋裏に似せて設けた部屋。三角屋根の勾配が山小屋のような雰囲気で、出窓も設けられていて、今にも小さな魔女が現れそう

ピンクでまとめたトイレ。照明はアンティーク調のステンドグラスのペンダントライトをチョイス

キッチンから眺めたリビングダイニング。古民家カフェスタイルの空間にペンダント照明がベストマッチ。落ち着きのある空間に心が癒される

まるでカフェにいるかのように、プライベートテラスを眺めながら食事やお茶をゆっくり楽しめるダイニング。ペンダント照明もナチュラルモダンな空間にベストマッチ

これぞ「ザ・プロヴァンス」の外観デザインは普遍的な美しさを表現している。オレンジ色の陶器瓦と白い塗り壁がベストマッチ

寝室の横には奥さまのパウダールームとウォークインクローゼットがあり、ピンク×白で遊び心いっぱいの空間に。お出かけ前に洋服を選ぶときもテンションがアップする

キッチンを囲む造作のカウンターテーブルは、カウンターとテーブルで分かれている。テーブルを離して使ったり、位置を変えたりすることもできる。夫妻こだわりのペンダント照明が、スタイリッシュな空間にマッチしている

LDKでくつろぐ夫妻。おしゃべりをしながら、ゆったりと過ごす時間がお気に入り。ショップで一目惚れした山吹色のソファがライトグレーのクロスにマッチ

板張りの天井と造作のTVボード、石目調のアクセントクロスがベストマッチなリビング。ダイニングの窓辺にはカウンターを設けてあり、パソコン作業やちょっとした書き物などに利用。ホームパーティの際にはゲスト用の席としても活躍

Iさん夫妻が床材に選んだのは、耐久性があり高級材としても知られるチーク。木材の品薄や価格の高騰が話題になる前に『櫻 工務店』がストックしていた材料なのだそう

キッチンから1階全体が見渡せる23畳のLDK。床は『新栄住宅』と一緒に材木店で選んだ「アルダー」。漆喰珪藻土の塗り壁とマッチした空間に癒される