袖壁を設けた軒のない外観。オレンジがかった外壁とオリーブグリーンのドアがマッチして個性的。太陽光発電を7.7kW搭載したオール電化住宅で、エネルギーを自給自足できるスペックが備わっている

床や建具などの建材に桐の無垢材を用いたリビング。床は表面の木目を際立たせた「浮造り」になっていて、足触りが極上の心地よさ。壁・天井には珪藻土クロスを採用。オール自然素材の空間のため、シックハウス症候群などの心配がなく、健康的な暮らしが叶う

グレーのアクセントウォールが個性を放つリビング。階段は桐材のドアで隠し、冷暖房の効果が逃げたり、子どもが一人で上がったりしないように配慮

脱衣室に設けた家事カウンターやニッチも大工さんの造作　キッチンの横のパントリーの内部は細かく棚で仕切られている　室内全体を見渡せて、子どもを一人で遊ばせていても安心のキッチン

小上がりの畳コーナー。掘りごたつ式のカウンター付きで、スタディコーナーとしても利用できる

キッチンの横のパントリーの内部は細かく棚で仕切られている

脱衣室に設けた家事カウンターやニッチも大工さんの造作

シューズクローク付きの玄関。桐板のラックは飾り棚としても利用

階段の正面の壁に設けた丸窓から柔らかな光が注ぐ

自給自足のスローライフを楽しめる家庭菜園

約81坪の敷地に十分な広さの駐車場と庭を確保したH邸。新居には太陽光発電システムと蓄電池を備え、エネルギーの自給自足を目指したZEHを採用

S邸では、大人5人の暮らしを考慮して太陽光発電を6.93kW導入。創電＋オール電化による省エネで、エネルギーの自給自足を実現した。入居以来、作った電気と使った電気がプラマイゼロ以上。売電が上回る月もあるという。太陽光発電は万一停電が発生した際にも電気を使うことができるため、災害対策にも役立ち、家族も安心感が得られたと話す。

太陽光発電7.8kWに加えて蓄電池を導入し、電気の自家消費と自給自足を実現したZEH住宅。加えて、オール電化でありながら万一の災害に備えてガスも導入し、電気＋ガスのハイブリッド給湯器を採用。災害で停電した際にも普段通りの生活ができるため、万が一のときも安心だ。また、光熱費高騰の折にも、家計にやさしい暮らしが叶う。

グレーの外壁がオリジナリティを表現するH邸。太陽光発電＋蓄電池を搭載したことで、電力の“自給自足”が可能に。同社独自のネットワークにより、これらのECOデバイスもリーズナブルに導入することができた

U家にとって、庭はBBQやプールを楽しむだけの場所にとどまらない。家庭菜園に季節の野菜を植え、育て、収穫して、おいしくいただく。食べ物を自給自足することの大切さを知る「食育」と、庭を通して子どもの創造力、自主性が身につく「庭育」の場でもあるのだ。

個性的なフォルムとほどよいスタイリッシュさをもつ外観が住まい手のセンスを伝える。屋根には11.2kWの太陽光を搭載。AIにより暮らし方に応じて最適なエネルギーライフを実現する9.8kWの蓄電池を組み合わせ、電気の自給自足を叶えている。電気を買わずに済むだけでなく、停電時もいつも通り電気が使えるので安心