テラスに通じるリビング。床には堅くて傷がつきにくいサクラを用い、生活しやすい空間を実現

屋根を一文字葺きにしてシンプルを極めた外観

『カネタケ』の技術の高さを物語る書院造りの和室。床の間や書院棚、雪見障子など、設えの１つ１つに「侘び・寂び」の精神が息づいている。建物の壁の下地はすべて日本古来の「竹小舞土壁」仕上げ。調湿性にすぐれ、壁内結露を防いで年中快適な空間を保つだけでなく、構造体の強度も増す

照明に映える玄関庇。丸太の垂木と丸太の桁（垂木を支える横架材）がきっちりと組み合わさるように手仕事で細かい加工を施してある

夕闇が深まって灯りがともると、数寄屋の佇まいに幽玄さが加わっていっそう情緒ゆたかな表情に

玄関は高級旅館のように端正で上品な佇まい。匠の精緻な造作によって床や壁、天井に用いた上質材の美しさが際立っている

丸窓風にデザインした千本格子の障子戸

建物と庭をトータルで提案し、完成度の高い住まいが実現。外観の見映えにこだわり、雨どいの付け方まで工夫されている。テラスで庭を眺めながら寛ぐのが夫妻の楽しみ

濃淡が美しい無垢のアカシアの床は傷がつきにくく、経年変化も楽しみ。日本建築の伝統を活かした真壁工法の家は、どんな家具や照明も合わせやすく、自分たちスタイルの空間が実現する

室内の床には木目が優美で傷がつきにくいサクラを使用。ＬＤＫは天井高を260cmにしてスギ板張りに。開放感抜群の無垢の空間が心地よい

開放感あふれるＬＤＫ。Ｌ字型に伸びるサクラの梁が空間のアクセントに。パインの床は傷が付きにくい浮造り加工を施した。テレビステーションのスプーンカットもご夫妻のお気に入り

吹き抜けが開放的なLDKには、愛犬が走り回れるよう傷がつきにくい床材を採用。階段下には愛犬のゲージが収納できるスペースを確保

ロフトにへは階段で上り下り。元気な子どもたちには、まるでアスレチックのよう。LDKには傷が付きにくい床材を用いているので、子どもたちものびのびと遊べるスペースだ

20畳のLDK。窓を大きくとったことで視線が抜け、より開放的な空間に。傷がつきにくく固めの複合フローリングを採用

LDKの床材は、愛犬、愛猫が引っ掻いても傷が付きにくい床材

猫を飼っているため、室内は傷がつきにくい白のクロスで統一。一方、トイレなどのプライベートスペースは、奥さまの好みでゴージャスなクロスをセレクトし、華やかに演出

キッチンは耐久性が高く、研磨剤などを使っても傷がつきにくいホーロー製を採用。木目の下がり天井を取り入れ、ナチュラルな雰囲気に

夫妻と愛犬2匹が一緒に楽しく過ごすLDK。スキップフロアを設けてその奥は寝室に。寝室の下は愛犬スペースとして利用している。床には傷がつきにくく、水汚れに強いフローリングを採用