庭の立派な灯篭は、ご主人が生まれ育った横浜の実家にあったものを運んできた。リビング、ダイニングから廊下の地窓を通して見える位置に配置した

リビングをフロアダウンしたことで、より開放感が生まれたLDK。ヴィンテージな素材感のダイニングテーブル、AVボードを新築前に購入しておいたので、これにぴったり合うような空間デザインをリクエストした

南北の2か所に段差を設けたサンクンリビング。ステップに座ると、ソファと同じ目線の高さになるので会話も弾む

インナーバルコニーは洗濯物を干すだけでなく、おうちカフェも楽しめる。ブラックチェリーの床の経年変化も楽しみ

右側に黒板、左側にレッドシダーを貼った2階のトイレ。「家中で最も落ち着ける場所なので、コストをかけました」とご主人

親世帯に設けた和室。“和室フリーク”の野末さんの提案で吊り押入れを採用

小上がりの主寝室。足元から浮かび上がる間接照明の演出に癒される

ご主人が集めた古き良き時代のアメリカン雑貨が似合う外観。木目調のサイディングは奥さまのこだわり

カップボードはリビングから見えない位置に配置

中根社長の提案で、ご主人が生まれ育った家で使われていた立派な柱や框、障子、職人技が冴える格子細工などの一部を和室に再利用して、家族の想いを継承した

緑が見えたり、牛舎が見えたり。スリット窓からの景色は、立つ位置や座る位置で変わる。自然ときれいな眺望が目に入ってくる

和室で遊ぶ子どもの様子が見える位置にキッチンを配置

太陽の光で気持ち良く目覚めることができる。徒歩5分の場所にある奥さまの実家の方向が見えるよう、窓の配置も考えられているそう

踊り場の地窓から川の景色が見える階段。この窓があるだけで、明るさと開放感が全然違ってくる

廊下のデッドスペースを活かして造ったご主人の書斎。地窓から中庭が見える

シューズクローク付きの広い玄関。廊下の奥の地窓から見える緑の庭が美しい

奥には可動棚を備えた大容量のパントリーがあり、冷蔵庫も見えない位置にレイアウトされている。「家事をしながら外が見えるように」との希望から、正面に窓を配置した

家族がどこにいても様子が見える位置にキッチンを配置。吹抜けを通して2階の気配も感じるので安心