全館空調を支えるエアコンは目隠し。生活感を排し、インテリアコーディネートもばっちり

LDKは24畳を超える広さだが、1年を通じて心地よさで満たされる。「実家にいくと、我が家の全館空調の魅力を実感します」と奥さま。換気の際には熱交換がなされ、フィルターで花粉やPM2.5などを除去。省エネと健やかな環境が実現する。インテリアコーディネーターがついてくれることもうれしいポイント。岡本さんにバランスを整えてもらった

LDKの中央に配された小上がりは、気に入ったお店の写真を参考に。段差があることで役割が穏やかに分けられるだけでなく、3方をベンチとして使え、居場所も増える。キッチンはひと目ぼれしたもの。LDKの雰囲気はこのキッチンを主役にまとめられている。左手奥の山型の入口の先はパントリー

プロジェクター付きの照明を採用。家族みんなで楽しめ、キッチンの目の前なので見守りもしやすい。水回りスペースへの入口は山型にしてもらった

ランドリールームで洗濯効率は大幅アップ。大風量小温度差の全館空調なので乾きも良い

玄関からシューズクロークを通って脱衣室に直行できる

ドアや建具も丁寧に吟味。左手シューズクローク入口の壁はRに

屋上庭園はプールやBBQ、天体観測などに活躍。水道も用意

外観はシンプルでモダンな表情

全館空調を支えるエアコン。夏は涼しく、冬はぽかぽかの快適空間を叶える。普段は目隠しされており、インテリアコーディネートの邪魔をしない

階段横に全館空調をかなえる空調設備を設置。目隠しのおかげでインテリアコーディネートの邪魔をしない

1台のエアコンで家全体の温度環境をコントロールする全館空調だから、光熱費も節約できる家計ラクな性能だ

吹き抜けと和室で縦横に広がりを持たせたLDK。シンプルさを大事にしつつもブルーのドアや照明で自分たちらしさを出した。エアコンがなくすっきり見えるのも全館空調ならでは

全館空調を採用したことでホテルライクな快適空間を実現。エアコン本体や室外機も設置の必要がないので、すっきりとして美しいデザインをキープできる

環状線からの目線を遮りつつ、カーテンなしで外の景色が見えるよう格子塀を設置した。全館空調でエアコンの室外機を置く必要がないため、見た目もスッキリ

24時間全館空調システムを採用。空調ユニットのエアコンで室温よりも冬は2〜3℃高い空気を、逆に夏は2〜3℃低い空気を作り出し、各部屋に供給

開放感あふれる吹抜けのLDK。全館空調システムにより、ご主人は真冬でもTシャツ1枚で過ごす

小上がりの下には暖房用の床下エアコンを設置。普段はインテリアを損ねないよう木製のルーバーで目隠しを

これが全館空調システムの肝となる2階階段ホールの空調室。可動しているのは通常の家庭用14畳のエアコン1台（もう一台は予備）。これだけで子世帯すべての空間の空調が可能となっている