リビングの一角に配したフリースペースは、引き込み戸で完全に仕切ることができる。子どもが小さいうちはキッズコーナーとして活躍。将来子どもが巣立ってからは夫妻の主寝室にして、平屋風にワンフロアで暮らすことも可能だ

高さが異なるシャープな屋根のラインと、白とグレーのカラー・コンビネーションが冴えるスタイリッシュな外観。道路側の視線に配慮して、ファサードの開口部は極力少なめに

キッチンとダイニングテーブルを一列に並べたことで、配膳や片付けがスムーズに。腰壁のアクセントクロスが家族の時間を楽しく彩る。キッチン横の出入り口は玄関ホールにつながっているので、買い物帰りも荷物をすぐ運び込めて便利

ダイニングの窓辺に設けたスタディコーナーは、シンプルな木のカウンターが室内の雰囲気とぴったりマッチ。小窓も設けて明るさを確保した。こぢんまりとしたカフェのような佇まいで、LDKに遊び心を加えている

キッチンは腰壁を高めに設計。作業の手元を隠すことで、生活感が出ないよう配慮した。フリースペースを仕切った状態でも、上部がオープンになっているので十分な光が届く

白で統一した、クリアで気持ちのいい洗面・脱衣スペース。壁には北欧風のアクセントクロスを施し、こだわりの空間に仕上げている。収納容量もたっぷりで下着やタオル、洗剤のストックなどをまとめて収納できる。「乾太くん」を導入したことで、洗濯家事がよりスムーズに

2階の子ども部屋。隠れ家として遊べるロフトは、子どもたちに大人気だ。白を基調としたシンプルな空間にすることで、成長に合わせて自由なコーディネートを楽しめる

玄関土間は極力スペースを抑え、代わりに玄関ホールを広く確保．ここからリビングやキッチン、ファミリークローゼットの各所へとつながるつくりに仕上げた

キッチンから見える場所に畳コーナーを配置。子どもが小さいうちはキッズコーナーとしても使える

1階の子ども部屋は14畳で、将来的に仕切ることも可能。子どもが巣立ったら夫妻の寝室にして平屋風に暮らすこともでき、可変性の高い秀逸な間取り

小さいうちはワンフロアの遊び場として使い、成長に応じて2つにセパレートする予定の子ども部屋

キッチンの隣に確保したフリースペース。子どもが小さいうちはLDKとして広々と使用し、将来は仕切って子ども部屋にする予定だ

兄妹の好みに合わせて壁紙やカーテンをセレクト。子どもたちが小さいうちは広いワンルームとして使い、成長に応じて2部屋に仕切ることもできる

主寝室は子どもが小さいうちは家族一緒に寝られるようにスペースを広くした。さらに、将来仕切って子ども部屋を増やせるように、子ども用のオープン収納も設けてある

長男と次男の部屋は、簡単に移動可能な家具で仕切って使うスタイルに。子どもたちが巣立った後は、大きな部屋として使える自由度の高い間取りだ

リビング内に設けたヌックは、子どもたちのスタディスペース。キッチンからガラス戸を通して目が届くので安心。将来、子どもたちが巣立った後は趣味部屋として使う予定だそう。正面の壁はイタリア漆喰のユーロスタッコを採用した

ダイニング、リビング、和室は必要に応じて引き込み戸で仕切れるようになっている。来客時にはダイニングを仕切っておけばプライベートを確保でき、他の家族は来客を気にせず普段通りの暮らしができる。また、来客数や目的など、シーンに合わせて仕切り方を変え、スペースをアレンジできる

2階には子ども部屋のみを配置。東西にスタディカウンターが設けてあり、将来仕切って使うことも可能。子どもが巣立った後も収納スペースや趣味の部屋などに役立ちそう