リビングとダイニングは床の高さを変えてゾーニング。どちらも吹き抜けの開放的な空間だ。アイアンで製作したオリジナル階段は、タイル壁と間接照明でセンスアップ

建物の形、窓の配置はシンメトリーを意識したデザイン。レッドシダーの外壁は他の家とかぶらない水色に塗装して個性を出した

建物の幅いっぱいに伸ばした屋根付きのポーチは、日差しを遮り風が通り抜ける極上のくつろぎスペース。リビングの窓は全開にでき、室内にいても開放感抜群だ

既製のシステムキッチンにアンティーク加工した木板を張ってリメイク。コストを抑えておしゃれにできた

玄関とリビングを仕切るオリジナルドア。2枚に見えるが実は1枚という技ありのデザイン。上から吊ってあるので重くてもスムーズに開け閉めできる

赤が好きという奥さまがオーダーした赤タイルの洗面台

アイアンの手すりは取っ手と同じラフな仕上げ。窓の配置はシンメトリーを意識した

ご主人の好きなヘリンボーンをモチーフに足場板で製作したオリジナルドア

オリジナル製作したアイアン製の階段

間接照明を用い、ホテルライクに演出したナチュラルモダンなリビングダイニング。ダイニングのみ吹き抜けにして天井の高さに変化を持たせ、空間をさりげなくゾーニングしている

クールな質感がただようアイアンの手すりは、ご主人が製作したオリジナル。左側は部屋干しスペース

アイアンの手すりも阿部さんが製作。こちらもネイティブインディアンの柄をモチーフにしたオリジナルデザイン。この家のシンボルマークにもなっている

ウォークインクローゼットは、リビングと直結。左右のポールの高さや本数を変える工夫で、収納力をアップさせた

グリーンに塗装した無垢の扉とタイルで造作したオリジナルキッチン。背面の吊り戸棚はアンティーク家具を使って製作

開放感が縦に広がる吹き抜けのリビング。中央に設けたアイアンのストリップ階段はオブジェのような存在感で、室内の意匠性を引き立てる。板張りの勾配天井には間接照明を仕込んで存在感がアップ

2階の廊下には吹き抜けに面してアイアンの手すりを設けた。製作者はクリエーターの阿部さん。住まいの雰囲気に合わせて、エレガントなデザインに仕上げてある

杉一枚板を使ったダイニングテーブルは『瀧口建設』のオリジナル製作で、脚の高さを変えると座卓になる優れもの。「シュクレ浜松」で購入した無垢材の椅子も座り心地がよく、ここでワインを飲むのが夫妻の楽しみだ。カウンターやキッチン収納まで大工が造作した

足場板で造作した玄関ドア。ラウンドの取っ手は木製。縁にアイアンをあしらう細かな細工が、デザインセンスや職人の技術の高さを物語る