「前に住んでいた家とは住み心地が全然違って、すごく心地いいですね。梅雨どきでも湿度が低いし、夏はエアコンの効きも抜群にいい。“こんなにサラサラで気持ちがいい床は初めてだね”と、妻と２人でよく話しています」と声を弾ませるご主人。周囲の緑に映える平屋建ての新居は、外の自然と共鳴しあうかのように、室内も丸ごと自然素材仕上げ。床には厚さ30mmのパイン材、壁には珪藻土を使用。勾配天井はスギの構造現しで、高さが最高３ｍにも及び、縦横に開放感が広がる。また、木と壁の珪藻土が調湿性を発揮して、ジメジメした時期も快適だ。「それに、建物の断熱性と気密性が高いせいか、夜に冷房を切って寝ても、朝起きたときにまだヒンヤリして心地良いです」と語る。
「全体的に風通しが良く、開放的で気持ちのいい空間」にこだわったという間取りは、深い軒が直射日光を遮り、爽やかな風が家中を巡る。トップライトを設けて明るさも十分に確保した。キッチンは、「南を向いて料理を作りたい」という奥さまの希望で、南向きのアイランド型に。室内全体や窓の外を見渡しながら、気持ちよく調理ができる。キッチンの周りには収納もたっぷり設けてあるので、「広くて使い勝手が抜群です」と夫妻は大喜びだ。さらに、日常生活をワンフロアで過ごせる平屋のメリットに加え、多目的に利用可能な屋根裏も確保。暮らしやすくて心地いい平屋の家で、夫妻の新たな暮らしが意気揚々とスタートした。