実業団の野球チームのエースとして活躍するご主人は198cmの長身。「無理やり小さな服を着て生活しているようでした」というアパートから脱出して、自由にのびのびと暮らせる一軒家を建てることにした。当初は吹抜けのリビングも検討したけれど、部屋数が減るため、ハーフ吹抜けにしたことでスキップフロアが2か所生まれ、空間を有効に活用している。白を基調としたLDKは、肌触りのいい無垢のパイン材を贅沢に使い、シンプル＆ナチュラルなやさしい雰囲気に。キッチンを起点にぐるぐると回遊できる動線、適量適所に設けた収納スペースが子育て夫婦の負担を軽減する。「子どもが生まれたばかりだったのですが、急かされることなく、私たちのペースに合わせて家づくりを進めてくれました。もう西岡さんと打ち合わせすることがないのかと思うと寂しいですね」と奥さま。理想以上の家が完成して、幸せな暮らしを謳歌している若い夫婦の笑顔が輝いていた。