屋根断熱と天井断熱の違い
2021/05/04|くふうイエタテカウンタードン・キホーテ豊橋店
個別相談をしていいると、小屋裏収納が欲しいです!という要望を聞くことがあります。
壁面収納やウォークインクローゼットよりもさらに大きな収納が取れるのでいいですよね。
また、小屋裏を読書スペースにしたり、シアタールームとして使っている例もあります。
素敵な空間になっていてうらやましい限りです。
さて、小屋裏収納やロフト活用には当たり前ですが、コストがかかってきます。
単純に施工面積が増えることによるコスト増もありますが、実は断熱方式が変わることによるコスト増も影響しています。
今回はそんな断熱についてのお話しです。
■天井断熱と屋根断熱とは
天井断熱とは天井のすぐ真上に断熱材が敷き詰められているもので、屋根断熱とは、屋根に沿って断熱材を入れているものになります。
一般的には天井断熱の方が多いですが、小屋裏収納やロフト利用、最上階の天井を勾配天井にする場合は屋根断熱になることが多いです。
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
■天井断熱
○メリット
・施工コストが抑えられる
・ランニングコストが抑えられる(屋根の中を冷暖房する必要がないため)
・断熱性能を高めやすい(断熱材の厚さに制限がない)
●デメリット
・小屋裏収納、ロフト、最上階の勾配天井ができない
■屋根断熱
○メリット
・小屋裏収納、ロフト、最上階の勾配天井が可能
●デメリット
・施工コストが高くなる
・ランニングコストが上がる(屋根の中も冷暖房する必要があるため)
・断熱性能を上げにくい(断熱材の厚さに制限がある)
■まとめ
屋根断熱か天井断熱まで意識している方は少ないと思いますが、実は違いがあります。
断熱性能を高めたい方は天井断熱にして断熱材を厚くしてみてもいいのではないでしょうか。
イエタテ相談カウンターでは、家づくりの要望をヒアリングして、あなたにぴったりの住宅会社をご紹介します。
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