自然素材の家
2021/01/26|くふうイエタテカウンタードン・キホーテ豊橋店
こんにちは!イエタテ相談カウンター豊橋店です!
「自然素材の家」と聞いて、みなさんは何をイメージしますか?
最近では自然素材で作られた家はあまり見かけないかもしれませんが・・・
ペットボトルの代わりに水筒、買い物にはエコバック、太陽光発電をはじめとしたクリーンエネルギーの導入、ハイブリッド車やEV車を選ぶ人など、エコを意識した日常が普通になってきました。
家もまた、環境や健康を意識して「自然素材」を選ぶ人が増えてきています。
「自然素材の家」といっても多様化していて、はっきりした定義はわかりにくいですが、化学物質を含んだ素材を使わずに、天然の素材を使って建てられた家のことをいいます。
代表的なのは、
★漆喰(しっくい)
★珪藻土(けいそうど)
★無垢材(むくざい)
これらの自然素材が注目される理由としては、
●夏涼しく冬暖かい
⇒自然素材を使った家は「呼吸」をしています。湿度が高い時は吸湿、低い時には放湿して自然に湿度を調整してくれます。すると、ジメジメしたり乾燥しない、結露ができにくい、カビやダニが発生しにくい、脱臭効果がある、などのメリットがあります。
●家族の健康を守る
⇒自然素材からはアレルギーの原因になる化学物質が放出されないので、アレルギー体質の方でも安心して暮らすことができます。ダニや害虫も発生しにくくなります。
●光熱費を抑えられる
⇒調湿効果で夏はカラッと涼しく、冬は乾燥せず暖かいので、1年を通して快適な湿度と温度で過ごしやすくなります。土地の気候や自然素材の種類にもよりますが、冷暖房が必要ない時が多くなるため光熱費の節約になります。
●耐火性が高い
⇒意外かもしれませんが、火事に強く、その耐火性は鉄骨より優れていると言われています。なぜなら太い木材は火事で表面が燃えた時、表面部分が炭になり空気を遮断します。炭は熱伝導率が木材より半分ほどに落ちる為、万が一火災になっても芯まで燃え尽きず、崩壊まで時間がかかるのです。
●肌触りがとても良い
⇒無垢材を使った家は、とにかく肌触りが気持ちいいのが魅力です。夏場でもさらっとしていて、冬場はひんやり冷たくなることがありません。
●美しい風合いになる
⇒無垢材を使った場合、年を経るごとに深い飴色になりツヤが出てきます。住む人と一緒に家も年を重ね、味のある風合いになっていきます。漆喰や珪藻土は、塗り方ひとつで和風にも洋風にも、モダンにもクラッシックにも変化し、さまざまな表情を出すことができます。
また、無垢材は年月を重ねるほど強度は増すという特徴があり、耐久性や耐震性にも優れています。
メリットがあれば、やはりデメリットもあります。
●無垢材は乾燥の過程で反りや曲がり、割れが生じる場合がある。
●建てる時、大工が木の特徴から反りや曲がりを予想する必要があるので大工の高い技術が必要。
●合成した木材(集成材)と違い、木の模様や節などが均一にならない。これを味があると捉えるか、ばらつきがあると捉えるかは人によって違います。
そして、気になるお手入れについてです。
自然素材の家は一般的な家に比べるとお手入れに手間がかかるイメージがありますよね。しかし、ポイントを押さえれば意外と簡単です。
●無垢材を使ったフローリングは乾拭きが基本。汚れが気になる場合は固く絞った雑巾で拭いた後乾拭きをします。
●珪藻土を使った壁の軽い汚れは消しゴムで消すことができます。しっかり水を絞ったメラミンスポンジも使えます。
●漆喰の軽い汚れはサンドペーパーで優しく表面を削ります。
●フローリングにできた凹みや傷には、湿った布を当ててスチームアイロンをかけます。木が膨張することによって凹みが改善されます。
「自然素材の家」
家を建てようと決めたら、まずは情報収集です。ネットなどでたくさんの情報を得ることができますが、より具体的で鮮明なプランを描くには、自然素材の家を実際に見てみるのが一番です。
イエタテ相談カウンターでは、自然素材の家を建ててくれる住宅会社もご紹介しています。
地元の住宅会社に詳しい専門のアドバイザーが要望、条件をしっかりヒアリングさせていただき、中立的な立場で相談にのらせていただきます。
オンライン相談も可能です。
相談料などは一切かからないので、お気軽に相談に来ていただければと思います。