意外?木造住宅は火災に強いって本当?
2020/10/11|くふうイエタテカウンタードン・キホーテ豊橋店
こんにちは。
ドン・キホーテ豊橋店です。
夏が終わり、涼しくなってまいりました。
秋が終われば、寒い冬が来るわけですが、空気が乾燥してくると、火災のリスクが大きくなってくるので、注意しないといけないなと思うわけです。
さて、先日面白いニュースを目にしました。
東京で、17階建ての木造の高層ビルが建築されるようです。
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2020/0929_02/download/20200929_02.pdf
木造の17階建てビルとは、万が一火災が発生してしまったら、さながら巨大なキャンプファイアーか?と思いましたが、よく読んでみると、集成材の中にモルタルなどで燃え止まり層がありました。
建築基準法に準ずる性能があることを国土交通大臣に認められているようですね。
これなら安心できそうです。
閑話休題
個別相談で、「木造住宅は火災に弱いんですよね?」と質問をいただくことがあります。
木=燃えやすい
ということは、
木造住宅=燃えやすい
私もアドバイザーになって勉強するまでは知らなかったのですが、実は木造住宅って燃えにくいのです。
■なぜ木造住宅は燃えにくいといえる?
柱や梁に使用される太い木材は燃えると、まず表面が炭化することにより、その炭化層がバリアのような役割を果たします。内部への熱伝導率が下がり、酸素の供給が減ることによって、燃え上がるまで時間がかかります。
一方で、鉄骨造の場合、鉄は燃えないのですが、熱を加えると強度が極端に下がります。
万が一の火災の際に、木造住宅は強度がすぐに下がるわけではないので、避難のための時間が確保しやすいということになります。
これから建てるマイホームを木造にするか鉄骨造やコンクリート造などにするか、決める際の参考にしていただければと思います。
このように、イメージと現実がずれているということはよくあります。
一般的に鉄骨造やコンクリート造よりも木造の方が建築費用が安価になりやすいので、火事が心配だから、という理由だけで木造住宅を選択肢から外してしまって、建築費用が不必要に高くなる、ということは避けたいですね。
イエタテ相談カウンターでは、愛知県三河、静岡県で家を建てたい方、リフォームを検討している方に希望に合ったベストパートナーを紹介する個別相談を受け付けています。
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