｢お家の外壁を決めたいが、種類が多くてわからない｣

｢選ぶ基準は？｣

と思われている方も多いのではないでしょうか？

今回は外壁についてお話したいと思います！

外壁は家の顔でもあり、外壁材によって家の印象もかなり変わってきます。

 

 

では、外壁材にはどんな種類や特徴があるのでしょうか？

代表的なものに

　・サイディング

　・ガルバリウム

　・タイル

　・塗り壁（モルタル）

　・ALCパネル

という外壁材があります。

 

ーサイディングー

まず、サイディングですが

現在の外壁材として主流になっているものです。

サイディングにもいくつか種類があるのですが、

今回は、主に使用されている窯業系サイディングについてお話します！

セメントをベースに繊維を配合して窯で仕上げたサイディングです。

外壁に貼る仕上げ用板材のことをサイディングまたはサイディングボードといいます。

 

メリット

・豊富なデザインとカラーバリエーション
　(レンガ調やタイル調など色柄も豊富)

・コストが安く施工が比較的容易

・工場生産なので品質が安定している

・耐火性、遮音性、耐震性など機能性も優れている

 

デメリット

・継ぎ目があるので、継ぎ目に使用するコ―キング材の経年劣化がある

　（コ―キング材とは・・・建物の気密性や防水性の向上を目的として隙間を埋めるもの）

 

ーガルバリウムー

ガルバリウムとは金属の一種で、ガルバリウムで出来ている屋根材や外壁材を、

ガルバリウム鋼板（こうはん）と呼びます。

アルミニウム55％、亜鉛43.4％、シリコン1.6％から成る、アルミ亜鉛合金めっき鋼板です。

 メリット

・錆びに強い

・長期耐久性が高い

・軽いので耐震性が高い

・熱反射率に優れる

・デザインの種類・色が豊富

 

デメリット

・初期費用（イニシャルコスト）が高め

・メンテナンスフリーではない

・錆びにくいが、錆びないわけではない

 

ータイルー

粘土や石材を細かく砕き、焼き固めることでつくる外壁材です。

現在使われている外壁材で、タイルが使われている割合は３％です。
 

メリット

・見た目に高級感がでる

・耐久性が非常に高い

・汚れが付きにくい

・塗り直しは基本的に不要のためメンテナンスコストが低い

 

デメリット

・初期費用が高額

・タイルの目地に水が入ると劣化が早くなる

 

 

ー塗り壁ー

モルタルと呼ばれる、砂・セメント・水などを混ぜて作った建築材料を職人さんの手で塗った外壁材です。

昔の日本住宅で多く採用されていました。

 

メリット

・左官職人のコテさばきや刷毛の使い方でオンリーワン

・既成の製品には出せない自然の風合いを演出できる

・耐火性が高い

・継ぎ目がないのでコ―キングの補修の必要がない

 

デメリット

・コストや施工期間がかかる

・ひび割れが発生しやすい

・汚れがつきやすい

 

 

ーALCパネルー

軽量気泡コンクリートをパネルにした外壁材です。

コンクリートを高温で、発泡加工しており内部に気泡が空いているため、

非常に軽いのが特徴です。一般的なコンクリートの約１/４の重量です。

 

メリット

・耐久性、耐火性、耐震性など機能性に優れている

・空気の層が外部から熱を断つことで、夏に涼しく、冬に暖かい

・定期的にメンテナンスすれば長持ちする

 

デメリット

・水に弱く内部の気泡に水が浸透すると膨張やひび割れが起こる可能性がある

・サイディングボードよりサイズが小さいので、パネルの継ぎ目が多い

 ALCパネルは、高層ビルや公共施設などにも採用される機能性に優れた外壁材です。

定期的なメンテナンスで、５０年もつと言われています。

 

 
土の外壁材にもメリットやデメリットがあります。

外壁材のメリット、デメリットを考慮して選ぶことが大切です！

ぜひお好きな外壁をみつけてみてください♪