2階リビングのメリット・デメリット
2020/05/09|くふうイエタテカウンターアピタ静岡店
「リビングは2階にしたいです」
最近相談をしていると、こういったご要望を聞くことがあります。
リビングと言えば、皆さん1階にあるイメージですよね?
でも最近では2階にリビングを配置したいという要望が増えています。
今回は、2階リビングのメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
■2階リビングのメリット
①日当たりが良くなる
特に住宅密集地に家を建てる場合、1階だとどうしても日当たりが悪くなってしまうことが多いと思います。
2階の方が採光は取りやすいので、2階リビングは明るいリビングにしやすいですね。
②プライバシーを守りやすい
1階リビングだと、通行人や近隣住民の視線が気になると思いますが、2階リビングにすると、視線もあまり気にならず、プライバシーが確保できます。
せっかく南向きの土地を買って、南側に大きな窓があるリビングを作ったのに、通行人の視線が気になってカーテンを閉めっぱなし。。。ということにもなりません。
③眺望がいい
2階リビングだと、1階に比べて視界を遮るものが少なく、また高いところからなので開放的な眺望が得られます。
住宅密集地でなくても、眺望のいい土地に建てる場合は、眺望をより楽しむために2階リビングにしてみてもいいかもしれませんね。
■2階リビングのデメリット
①老後が心配
年を取ったときに毎日階段を上り下りするのは大変ですよね。中にはいい運動になるとポジティブにとらえられる方もいらっしゃいますが、歳を取った時のことも考えて、手すりを付ける、もしくは付けられるスペースを確保しておくことをオススメします。
②階段の上り下りが大変
リビングが2階ということは、キッチンやダイニングも2階にすることが多いと思います。
そうすると、買ってきた食材などを毎回2階まで運ばないといけないので、大変です。
なるべく動線を短くするなどの工夫をしたほうがいいですね。
③来客時や宅配の受け取りが大変
インターホンが鳴るたびに1階まで下りて対応をする必要があるので大変です。
家族の帰宅時や、出迎える必要にない来客の際には2階から鍵の開閉ができる設備の導入をすると、負担はかなり軽減されると思います。
■まとめ
2階リビングのメリットとデメリット、いかがでしたでしょうか。
どんなものにも必ずメリットデメリットは存在します。
1階リビングにした場合、動線は楽だけれど、プライバシーや眺望が悪かったりですね。
デメリットだけでなく、メリットにも目を向けて、どちらが自分たちの理想の生活に近いかという視点で検討していただけるといいのかなと思っています。