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実は大事なポイント 用途地域を知っておこう!

2020/03/30|くふうイエタテカウンターアピタ静岡店

実は大事なポイント 用途地域を知っておこう!のイメージ

こんにちは。イエタテ相談カウンターです。

 

今日は土地探しをしている方にはぜひ読んでいただきたい内容です。「用途地域」について書いていきます。

 

“近所の駐車場に急にコンビニがオープンした”または、”空地だった場所にマンションに建って、日当たりが変わってしまった!”なんてことになったら、困った話ですよね。今回お話しする「用地地域」を知っていると、ある程度予測ができます。

 

 

今回の内容をざっくりと!

 

・用途地域って何?

・どんな種類があるの? 大きく分けて3つ、全13種類。

・あなたの街の用途地域を見てみよう。

・まとめ

 

 

 

●用途地域って何?

 

「用途地域」とは、ざっくり言うと「行政がこういう用途(使用目的)に沿って建物を建ててください」という規制つきの地域のことをいいます。行政は、まず良い街づくりのために、都市計画を描きます。その中で、このあたりに商業地をつくろう、この辺りに住宅地をつくろう、工業地はこの辺りにまとめようと設計するわけです。これが用途地域になります。

 

 

●どんな種類があるの? 大きく分けて3つ、全13種類。

 

用途地域は、大きく住居系、商業系、工業系の3種類に大別されます。その中で、さらに細かく分けられ全部13種類あります。それぞれ建物の種類や高さなどが規定されているため、結果的に、住環境という視点から見ても、それぞれ特徴が違ってきます。ここではそれぞれ用途地域について説明していきます。※写真は用地地域のイメージです。

 

 

1)住居系の用途地域

 

・第一種低層住居専用地域

低層住宅に係る良好な住居環境を保護するため定める地域。1階建てや2階建ての閑静な住宅街というイメージ。小規模の公共施設などは建つが、商業施設は建設されない。

(コンビニも建てられない!)

 

 

・第二種低層住居専用地域

主として低層住宅にかかる良好な住居の環境を保護するため定める地域。コンビニや飲食店など小さな店舗も建てられる。

(深夜も営業しているコンビニは注意)

 

 

・田園住居地域

2018年4月にできた新しい用途地域。住居と農地が混在し、両者が調和して良好な居住環境と営農環境を形成している地域。低層住居専用地域と同じ建物規制がある。

(田んぼや畑などがあってのどか)

 

 

・第一種中高層住居専用地域

中高層住宅にかかる良好な住居環境を保護するため定める地域。3階建て以上のマンションが立ち並ぶところというイメージ。中規模の公共施設、病院、大学なども建てられます。

(マンションや団地が並ぶ)

 

 

・第二種中高層住居専用地域

主として中高層住宅にかかる良好な住宅の環境を保護するため定める地域。第二種では、小規模なスーパーや、大きめの店舗、事務所なども建てられます。

(人の出入りが比較的多くなる!)

 

 

・第一種住居地域

住居の環境を保護するため定める地域。一戸建ての住宅やマンションのそばでも、店舗や飲食店や事務所が建てられるのが特徴。中規模のスーパー、小規模のホテルなども建てられる。

(エリア外の人の出入りが増える)

 

 

・第二種住居地域

主として住居の環境を保護するため定める地域

第二種では、カラオケボックス、パチンコ屋などの店舗も建てられる。また環境に影響の少ない小規模な工場も建てられる。

(にぎやかになってくる)

 

 

・準住居地域

道路の沿道としての地域の特性にふさわしい業務の利便の増進を図りつつ、これと調和した住居の環境を保護するため定める地域。幹線道路沿いの地域で、大きな駐車場のあるスーパーや自動車ディーラー等と住宅が調和しているイメージ。小規模の映画館も建てられる。

(幹線道路沿いのエリア。ディーラー、ショールームなど大型店が並ぶ)

 

 

2)商業系の用途地域

 

・近隣商業地域

近隣の住民が日用品の買い物をするための、商業その他の業務の利便を増進するため定める地域。近所の商店街のイメージだが、ほとんどの商業施設が建てられ、にぎやかな地域。

(静音性はかなり厳しい)

 

 

・商業地域

主として商業その他の業務の利便を増進するため定める地域。近隣商業地域の例のほか、風俗系の施設も建てられる。高層ビルも増え。デパートがあるような繁華街のイメージ。

(夜は子どもへの悪影響も懸念)

 

 

3)工業系の用途地域

 

・準工業地域

主として環境の悪化をもたらす恐れのない工業の利便を増進するため定める地域。住宅や商店は建てられるが、危険性の高い工場は建てられない。

(住宅は建てられるが、おすすめはできない)

 

・工業地域

主として工業の利便を増進するため定める地域。どんな工場も建てられ、大きな工場が集中しているイメージ。学校や病院、ホテルなどは建てられない。

(居住には適さない地域)

 

 

 

・工業専用地域

工業の利便を増進するため定める地域石油化学コンビナートや臨海工業地帯。

住宅、飲食店、学校、病院、ホテル、福祉施設は建てられない。

(この地域には住宅は建てられない)

 

●あなたの街の用途地域を見てみよう。

 

自分の住んでいる地域、または土地購入を考えている地域はどんな用途地域なのか実際に見ていきましょう。行政のホームページでも見られますが、MapExpertの用途地域マップは、色分けされていて、サクサク見られるので、おすすめです。

MapExpertの用地地域マップ https://cityzone.mapexpert.net/

 

 

では、静岡市葵区を見てみましょう。

これを見るとおおよその傾向は見えてきますね。

 

駅周辺や県庁市役所周辺は商業地。大通り沿線は、準住居地域。

工業系は、川沿いや線路沿いに集中しているなど、街づくりの傾向が見えてきますよ。

 

 

●まとめ

用途地域は、都市計画の中で、積極的な市街化を推し進める市街化地域に、必ず定めることになっています。自分の住む土地の用途地域がどんな計画のもとに位置付けられているか、確認してみるといいでしょう。また用途地域マップから土地探しの狙いを定めてみるのもおすすめです。

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