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家族全員分の大量の靴をはじめ、傘・レインコートなどの雨具、折りたたみ自転車、ベビーカー、アウトドアグッズ、ゴルフバッグ……できれば室内に持ち込みたくない物の置き場を解決できる救世主、それが玄関の土間収納です。玄関まわりをスッキリとさせ、靴を脱がずに利用でき、室内に汚れを持ち込む心配もナシ! 新築やリフォームの際、整理整頓ができて便利な土間収納を取り入れる家が増えています。
たとえば、ウォーターサーバーの水やストック食材、防災用品などを置く場所としても重宝します。シーズンオフの暖房器具やガーデニンググッズ、子どもの外遊び用のおもちゃなどを置いても。とはいえ、無駄に広く土間スペースをとっても、かえって室内が狭くなったり、家族構成やライフスタイルが変化すれば不要になることも。一口に土間収納といってもさまざまなタイプがあるので、こちらの記事を参考に、自分たち家族に合ったものを探してみてください。
土間収納で一般的なものといえば、大容量のシューズクローク。靴だけでなく、コートや傘立て、カバン、季節ものなどもしまえて、とても便利。出し入れがラクなオープンタイプのものから、スッキリとした印象の扉付きタイプまで。さらに、玄関からシューズクロークを通って、浴室やガレージなどへ行ける動線便利な2WAYタイプも。棚を取り付ける際は可動式にして、扉付きの場合は、出し入れがラクになるよう、できれば幅広の引き戸タイプがおすすめ。また、照明やコンセント、換気扇なども付けておくと便利で快適になります。
キャンプ用品や釣り道具、自転車、サーフボード、スノーボード、ゴルフバッグなど、趣味を存分に楽しむためにも、土間収納が大活躍。ガレージ兼用や直結の土間にすれば、お出かけ時の出し入れも快適。広いスペースを確保すれば、道具のメンテナンス作業もラクラク。ただの便利な土間収納ではなく、オシャレな「見せる収納」にもなり、自分だけのステキな趣味部屋に変身。広々としたガレージ風の土間に、洗面・浴室につながる出入口をつければ、アウトドア気分で快適な「おうちキャンプ」も楽しめます。
リビングスペースを土間でぐるりと囲めば、内のリビングと外の庭を土間がつなぐことで、広々とした一つの空間に。窓からはあたたかな日差しが降り注ぎ、子どもの遊び場や、雨の日には洗濯物を干すスペースとしても活用できます。また、玄関土間を吹き抜けにして、上部まで壁一面、本棚や収納棚として使っているお家も。さらには、広い土間玄関をトレーニングルームや書斎として活用することも! 必要なものは収納棚にしまえて、スペースを無駄なく活用できます。このように土間収納のアイデアは無限大。将来のことも想定し、土間収納に何を置き、どのような造りにするのか、じっくり検討しながら進めてみてください。